シロアリ駆除について|費用・方法・実例などの疑問を全解説

COLUMN

シロアリコラム

投稿日 2023.05.23 / 更新日 2023.12.15

シロアリ駆除

シロアリ駆除を完全解説|費用や方法・業者選びの疑問【実例付き】

WRITER

田中勇史

WRITER

田中 勇史

(公社)日本しろあり対策協会 防除技術委員

田中勇史

大学では昆虫類の研究に携わる。2007年テオリアハウスクリニックに新卒入社。これまで3000件を超える家屋の床下を調査。皇居内の施設や帝釈天といった重要文化財の蟻害調査も実施。大学の海外調査にも協力。しろあり防除施工士。白蟻専科研究室長。
YouTube:シロアリ駆除Channel

「シロアリ駆除ってどんな工事ですか?」
「シロアリ駆除って必要ですか?」
「シロアリ駆除の方法を調べています」

普段からシロアリ駆除や予防工事を行っている私たちに、このような声をたくさんいただきます。住宅に住む私たちにとってシロアリは結びつきの大きい生き物です。そして、日本中のいたる所にシロアリは生息しています。

しかし、シロアリ駆除の必要性や正しい方法については、あまり認知されていないのが現状です。そこでこの記事では、「シロアリ駆除」について私たちがお伝え出来ることを全てお話します。

シロアリ1番!が選ばれる理由

なぜシロアリを駆除する必要があるのか

そもそもシロアリは北海道の一部を除き日本全土に生息する昆虫です。皆さんもご存知のとおりシロアリは住宅を食べる家屋害虫ですから、人間にとって馴染み深い生き物だと思います。

シロアリの生息域

日本で建物を食害するシロアリの代表種はヤマトシロアリとイエシロアリの2種類で、ヤマトシロアリが全被害の9割以上を占めます。そのため、私たちの営業エリアである関東地方ではシロアリの駆除もヤマトシロアリが対象である場合がほとんどです。

ヤマトシロアリ 北海道の一部を除き日本全国の地中に生息する。被害が最も多いが殆どの場合、1階での被害が中心となる。
イエシロアリ 関東以西の沿岸の地中に生息する。被害は大きく、2階以上にまで被害を及ぼす。
アメリカカンザイシロアリ 北米原産のシロアリで、乾燥した木材を食害する。近年日本に定着して問題となっている。

では、なぜシロアリを駆除する必要があるのかというと、もっとも重要な理由は住宅の倒壊など命の危険があるからです

2007年に発生した新潟中越沖地震では京都大学が蟻害と倒壊の関連を調査しています。この調査では、柏崎市周辺の損壊の激しかった約40棟の家屋のうち7割にシロアリの被害がみられたという結果が出ています。また、1995年の阪神淡路大震災では、蟻害や腐朽が発生していた住宅の9割が倒壊していたことも判明しています。

シロアリ被害が大地震による建物の倒壊に影響を与えていると考えると、シロアリ駆除の大切さが分かるのではないでしょうか。また、倒壊の危険性以外にもシロアリ駆除を怠ることで、住宅寿命の低下や環境衛生などの問題を生じるため、シロアリ駆除・予防を定期的に行い被害を防止することが大切です

建物の倒壊の危険性 大地震で建物が倒壊する可能性が健全な建物よりも高くなる恐れがある。
住宅寿命の低下 シロアリ被害による耐力低下や、水分による住宅劣化により住宅寿命が低下する恐れがある。
住宅環境・衛生面の悪化 シロアリ被害は水分と密接な関係があるため、カビの発生などを併発するおそれがある。
シロアリ駆除を怠ることで起こるリスク

シロアリ駆除をする方法は?

シロアリを駆除するには、専門業者に依頼して駆除してもらう方法が一般的です。自分自身で駆除する方もいらっしゃいますが、シロアリは蚊やゴキブリのように単純な施工で駆除できる生き物ではありません

基本は専門業者に頼む

シロアリ駆除の専門業者は日本全国に数多く存在します。また、業者を統括している公益社団法人日本しろあり対策協会が組織されていますので、その加盟業者に依頼することで最低限の品質は担保されます。

シロアリ駆除の専門業者

シロアリ駆除には様々な知識や経験が必要です。「シロアリがどこから入っているか」、「蟻道はどこにあるか」、「どこまで被害があるか」、「どこを処理すべきか」このような事を考えながら駆除を行います。また、工事をする場所は床下が中心ですので、作業に慣れている専門業者に依頼することが確実にシロアリを駆除する上で大切と言えます。

まずはシロアリ調査から

シロアリ駆除を依頼する場合、まずは事前にシロアリ調査を実施します。申し込みからシロアリ駆除までの流れは以下の通りです。

1.申込み 電話・Webサイト・メールから調査を申込む。
2.調査・見積り 調査担当が現況調査を実施。駆除の見積もりをもらう。
3.実施判断 調査結果や見積もりを見て、駆除の実施を判断する。
4.シロアリ駆除の依頼 業者に連絡し、シロアリ駆除の申込みをする。
5.シロアリ駆除の実施 施工担当がシロアリ駆除工事をおこなう。
6.支払・アフター対応 工事代金を支払う。保証の開始。

 
シロアリ調査

点検をせずにシロアリ駆除工事を実施することは基本的にありません。理由は建物の現状をチェックし、被害状況を把握しておくことが非常に大切だからです。そのため、調査は無料で誰でも気軽に受けられるものになっています

シロアリ調査では、被害箇所だけでなく床下やお家の外周、玄関や浴室など、シロアリ被害を受ける可能性がある場所を細かくチェックします。調査員はカメラを使用して写真を取りながら診断しますので、調査実施後の説明では現在の状態を視覚的に確認することが可能です。また、シロアリ被害だけではなく水漏れ・断熱材落下など床下の異常が見られた際も報告があります。

自分で駆除する方法もあるが・・

冒頭にお話したとおり、自分での駆除は大変難しい作業ですが、自分で駆除することも不可能ではありません。ただし、自分で駆除をするには業者が実施する作業を模倣する必要があります。

市販スプレーでの駆除 表面やその周辺にしか効果がない。シロアリが嫌がり別の場所へ移動してしまう。
熱湯などでの駆除 表面やその周辺にしか効果がない。やけどや内装の変形などの恐れがある。
床下に入っての駆除 専用の噴霧器や薬剤を使うことで駆除・予防が可能。

 
上表のように、市販の殺虫剤を使った駆除はシロアリには効果がほとんどありません。シロアリ1匹1匹の単体にはもちろん効果がありますが、巣全体で見るとごく僅かのシロアリにしか薬剤が当たっていないのです。

シロアリの大きな被害

シロアリは巣内に数万匹という規模で生活をする昆虫です。巣も被害箇所に必ずあるとも限りませんので、市販の殺虫剤では巣を駆除することは出来ないと理解しておきましょう。

我々の立場上、「業者への依頼を推奨するのは当たり前」と思われるかもしれませんが、仮に私たちがお客様の立場だったとしても自分では駆除せず専門業者に任せるでしょう。それだけ、駆除の内容に違いがあります。

自分で駆除をするなら徹底的にやる必要がある

それでも自分で駆除をしたい場合、専用の機材や薬剤を準備して床下への薬剤散布を行う必要があります。具体的な施工方法については別記事にて詳細を解説しています。ここでは自分でシロアリ駆除をおこなう方法を抜粋して解説します。

1.事前に床下調査を実施
床下に薬剤を散布する前に事前調査をおこないます。被害はどこにあるか、侵入経路はどこか、床下全面通ることができるか、そういったことを細かく見ていきます。
2.駆除道具の準備
薬剤を床下に散布するには、専用の機材を準備する必要があります。薬剤やタンク、噴霧器、養生用品、床下装備品などが必要です。
3.被害箇所への薬剤処理
シロアリ被害が玄関や和室など室内にある場合は、その被害部への薬剤処理を行います。
4.床下への薬剤処理
床下に入って木材表面、土壌表面(コンクリート面)に薬剤を散布します。木材には木部処理剤(防腐・防蟻剤)を、土壌には土壌処理剤(防蟻剤)を使用します。処理する箇所は被害箇所だけではなく、全面に処理します。

シロアリ駆除工法の種類

シロアリ駆除は業者にシロアリ駆除を依頼する、または自分で駆除をする、ということがお分かりいただけたと思いますが、ここからはシロアリ駆除のやり方について解説します。シロアリ駆除の代表的な工法はバリア工法(液剤工法)ベイト工法(毒餌工法)の2種類です。

バリア工法

バリア工法は最も一般的で普及している工法です。どのシロアリ業者もシロアリ駆除と言えばバリア工法を指すことが多いですね。施工者が床下に進入して木材や土壌に直接薬剤を散布することでシロアリを駆除します。シロアリ駆除工法の中では最も安い費用で駆除が行え、各業者とも実績豊富でおすすめできる工法です。

バリア工法

バリア工法の流れ

1.養生 床下で作業するための養生(ホコリ対策)を行う。
2.床下の木部処理 被害箇所の薬剤注入と構造部材の薬剤処理。
3.床下の土壌処理 土壌面(地面)や基礎の立ち上がりへの薬剤処理。
4.玄関の薬剤注入 タイル目地に穴を開けて薬剤注入。
5.浴室の薬剤注入 タイル目地に穴を開けて薬剤注入。(在来工法の場合)
6.完了 片付け等をして完了。

薬剤

バリア工法は液状の薬剤を使うことが多いですが、液剤の中にもさらに多くの種類があります。シロアリ駆除で使われる薬剤は基本的に(公社)日本しろあり対策協会の認定を受けており、安全性が担保されています。

シロアリ駆除の薬剤の調製

つまり、加盟業者が使用する薬剤が各社ばらばらだったとしても、薬剤を比較する必要性はそこまで大きくありません。現在、シロアリ駆除で使われることの多い薬剤は以下のとおりです。

タケロック クロチアニジン主体の薬剤(タケロックMC50S)。有効成分テネベナール主体の新製品(タケロックSC400)も登場。
ガントナー タケロックと同じく、クロチアニジン主体の薬剤。
グレネード シロアリに対して高い効力を持つフィプロニルと速効性のプラレトリンを有効成分としたマイクロカプセル剤。
オプティガード 安全性の高いチアメトキサムを成分とした土壌用フロアブル剤。 

 
また、最近使われるようになったホウ酸系の薬剤については、水に溶けやすい性質と、分解されない環境への影響から(公社)日本しろあり対策協会の認定を受けているものがありません。詳しくはこちら

どんな人に向いている?

  • 短期間で駆除を済ませたい人
  • 実績のある工法で駆除をしたい人
  • リーズナブルに駆除を終わらせたい人

ベイト工法

ベイト剤(毒エサ)を建物外周に一定間隔で設置し、敷地に生息するシロアリに食べさせることで駆除する工法です。ベイト工法の費用は建物の大きさ(外周長)、家の周りの環境(土なのかコンクリートなのか)により決まります。バリア工法と異なり、毎年の管理が必要なため年単位で契約するのが一般的です。

ベイト工法

ベイト工法は、巣の根本的な駆除を想定しているため、薬剤が巣全体に行き渡るまで時間がかかります。1ヶ月から半年程度時間がかかるものだと理解しておきましょう。また、ベイト工法にはセントリコン・システムやセントリコン・オールウェイズアクティブ、アゴラトラップ、トレロナATBS、エクステラなどの商品があります。

ベイト工法の流れ

1.ステーションを外周に設置 筒状のケース(ステーション)を建物外周の土壌に埋める。設置間隔は約3m。
2.ベイト剤をステーションにセット ステーションの中にベイト剤を設置する。これはベイト工法の商品により若干異なる。
3.完了 以降、定期的にベイト剤の確認を行う。

どんな人に向いている?

  • 建物内に薬剤を散布したくない方
  • 薬剤に抵抗のある方
  • 敷地のシロアリの数を根本的に減らしたい方

シロアリ駆除の費用

シロアリ駆除の費用は、駆除業者の業態や工法の違いによって差があります。シロアリ1番!のバリア工法における平均施工額は14万円です。

業態ごとの価格の差

シロアリ駆除業者には大きく2つの業態があります。駆除業者の紹介だけを行う集客会社完全自社施工でシロアリ駆除を行う会社です。それぞれの特徴と関東地方での費用相場は以下の通りです。

駆除業者の紹介だけを行う集客会社 ㎡単価:900円~1,500円
完全自社施工型のシロアリ駆除業者 ㎡単価:2,000円~2,800円

駆除業者の紹介だけを行う集客会社の特徴

集客だけに特化し、受付後は協力業者が点検・工事を担当する業態を取る会社には以下の特徴があります。

  • インターネットで全国各地から集客している
  • 低価格でサービスを提供することができる
  • 申し込みの段階で施工業者の実態が見えにくい

業者を選ぶ上で安さを重要視している方には相性の良い会社です。しかし、協力業者は小規模であることが多く、業者によって当たり外れが大きいことがあります。

完全自社施工型のシロアリ駆除業者の特徴

集客から点検、見積もり、施工、アフターサービスまでをトータルで実施をしている業者には以下の特徴があります。

  • 中小企業が多く、対応地域は限られている
  • 費用は低価格の業者より割高
  • 業者の実態を確認した上で申し込みができる

品質を重視している方には完全自社施工型の業者と相性が良いです。ただし、地域密着型で対応エリアが限られていることが多いため、その業者が対応エリアかどうかはしっかり確認しておきましょう。

工法による価格の差

バリア工法とベイト工法では、施工方法だけでなく費用も異なります。一般的に業者が掲示している駆除価格はほとんどがバリア工法の価格で、ベイト工法は計算方法が異なるため見積もりを依頼しないとわからないことがあります。

バリア工法 2,500円(税込2,750円)※1階床面積1㎡あたり
ベイト工法 4,000円(税込4,400円)※外周1mあたり
※シロアリ1番!の場合

バリア工法とベイト工法の価格算出方法

上図の物件の場合、1階床面積が47㎡、建物外周長が31mとなります。これを上記単価に当てはめると以下の金額となります。

バリア工法 47㎡×2,500円=117,500円
ベイト工法 31m×4,000円=124,000円

 
ベイト工法はこれ以外に毎年の更新費用がかかりますが、初期費用だけで見ればバリア工法が若干割安ということが分かります。

シロアリ駆除の実例をご紹介

ここからは、実際に弊社でシロアリ駆除を行った事例をいくつかご紹介します。事例は駆除実績のページで随時更新しておりますので、多くの事例をご覧になりたい方は駆除実績も併せてご覧ください。

バリア工法:45㎡:神奈川県

こちらの物件は、浴室にシロアリの羽アリが発生したため駆除のご依頼をいただきました。バリア工法で全面施工を実施しております。

都道府県 神奈川県
施工内容 バリア工法
施工面積 約45㎡
概算費用 約120,000円
バリア工法:40㎡:東京都
玄関框のシロアリ被害

5月になると毎年のように羽アリが発生していた物件の施工例。バリア工法にて被害箇所の穿孔・注入処理および床下全面の処理を実施しました。

都道府県 東京都
施工内容 バリア工法
施工面積 約40㎡
概算費用 約100,000円

シロアリ1番!ではバリア工法を中心に、ベイト工法もご提案しています。各工法の実例については、下記駆除実績で随時更新しておりますのでぜひご確認ください。

シロアリ1番!の施工事例はこちら
駆除実績|シロアリ1番!

シロアリ駆除の効果と期間

シロアリ駆除を行うと予防的処置も同時に行われます。被害箇所だけでの処置では、被害のない場所に再度侵入される可能性があるため床下全面に処理をするのです。

そのため、シロアリ駆除後は施工保証や損害賠償保証が付きます。保証の期間は基本的に5年間で、薬剤の効果期間と一致します。(※新築の住宅は予め土台・柱等に予防処理がされているため5年間の保証があります)

現在の薬剤は、環境に配慮して効果の持続期間が5年程度になるように作られているのです。5年経過するころには分解が進み、防蟻効果もリセットされます。つまり、シロアリから家を守るには、5年を目処にシロアリ防除処理を行うことが大切です

シロアリ駆除業者選びのポイント

シロアリ駆除を業者に依頼する場合、一体どこの業者に頼むべきでしょうか。先述のとおり、公益社団法人日本しろあり対策の会員から選ぶのが先決ですが、それでも多くの業者がいて絞り込めないかもしれません。そこでここからは、業者選びのヒントをご紹介します。

シロアリ駆除業者の選び方

失敗しないシロアリ駆除業者の選び方は詳細記事にまとめましたが、抜粋すると以下のチェックシートに当てはまる業者を選ぶことで失敗しないシロアリ駆除を行えます。

シロアリ駆除業者選びチェックシート

□Googleのクチコミ内容が、頼んでも大丈夫だと思える
□Googleのクチコミ評価が4以上、投稿数20以上ある
□日本しろあり対策協会に加盟していて、スタッフがしろあり防除施工士
□サイトに駆除の料金が明示されている
□訪問販売をしている業者ではない
□点検担当者の作業、説明が丁寧で専門的
□見積と保証が納得できる内容
□売り込みが前提のアフターサービス(1年毎点検)が付かない

現在、業者のクチコミやお客様の声を見る上で1番信頼性が高いものはGoogleがマップで提供しているクチコミです。まずは、クチコミを調べてから業者を絞っていくと効率的に選ぶことができます。より詳細な内容については、シロアリ駆除業者の正しい選び方をプロが解説をぜひご覧ください。

評判や口コミの確認方法

クチコミを見る方法は、Googleマップで業者を検索する方法や、業者のホームページに掲載されているお客様の声を見る方法、「くらしのマーケット」などの業者紹介サイト内のクチコミを見る方法などがあります。ここでは、もっとも一般的なGoogleのクチコミを見る手順を解説します。

Googleクチコミを見る方法

  1. Googleマップ(www.google.co.jp/maps/)を開き、業者の名前を検索します
  2. 業者が決まっていない場合【シロアリ駆除】と検索すれば近隣の業者が表示されます
  3. 表示された情報からクチコミをクリックすると内容を確認できます

 
Googleマップを見る際に気をつけるポイントは、クチコミの評価よりもクチコミの数が多い業者を優先的に見ることです。クチコミの数が多いということは、それだけ実績が豊富であることに間違いありません。お客様がわざわざクチコミを書くほど高品質、ということも言えるでしょう。

シロアリ1番!が選ばれる理由

シロアリ駆除のよくある質問

シロアリ駆除を行う上で、お客様から様々な質問をいただきます。ここからは、実際にシロアリ駆除を依頼するお客様のために、よくある質問について解説します。

駆除の時期は?
シロアリ駆除を実施すべき時期(季節)、タイミングというのは基本的にありません

シロアリは一年中活動を続ける生き物のため、「春にやるべき」「冬にやる必要はない」ということは無いのです。そのため、薬剤の効力が切れる5年を迎えたタイミングがシロアリ防除工事を行うタイミングと言えるでしょう。

ただし、「シロアリが発生したため駆除をしたい」という場合は、その時が駆除のタイミングです。「いついつまで待った方がいい」ということもありませんので、シロアリ被害を見つけたらそのタイミングで駆除を実施しましょう。

駆除の頻度は?
駆除の頻度は先述のとおり5年ごとに行うのが正解です

シロアリ駆除の人体への影響は
現在、シロアリ駆除で使う薬剤は人体だけでなく環境にも安全性を考慮しながら開発されています。そのため、妊婦さんや乳幼児がいるご家庭でも問題なく安全に施工を行うことができます。

しかしながら、化学物質過敏症など特別な症状をお持ちの場合は、シロアリ駆除時にも同様の症状が出てしまう可能性が考えられます。ベイト工法など建物内に薬剤を散布しない工法を検討しましょう。

シロアリ点検の前の準備は
  • 羽アリが出ている場合:羽アリの保管
  • 床下点検口を開けられるように片付ける
  • 図面を用意

 
羽アリが出ている場合は羽アリを捨てずに保管しておきましょう。調査の手がかりとなります。また、点検口周りの掃除や図面の準備も忘れずに。(※図面は無くても点検可能です)

シロアリ駆除に資格はいるの?
シロアリ駆除を行うのに法律的な資格はありません。ただし、公益社団法人日本しろあり対策協会では「しろあり防除施工士」という資格制度があります。シロアリ駆除業者に所属するスタッフのほとんどが所持する資格ですので、駆除を依頼する際にスタッフが資格保有者であるかは確認しておくべきです

シロアリ駆除は雨でも出来ますか?
基本的に床下に薬剤散布をするため、雨でも施工可能です。外で施工するベイト工法についても、台風や集中豪雨など冠水するほどの雨でなければ問題なく施工することができます。

シロアリ駆除は家の中にいて平気?
匂いのほとんどしない薬剤が使われているため、施工中は家の中で普段通り生活していただいて問題ありません。ただし、床下特有の匂い(ホコリや土、カビのにおい)などが施工中に室内まで上がってくることがあります。匂いが気になる場合は、別の部屋など匂いの届かない場所で待機しましょう。

シロアリ駆除の所要時間は?
平均すると2時間〜3時間程度です。被害の規模や建物の大きさにより、6〜8時間、丸1日かかる場合もあります。

シロアリ駆除は早めの対処を

シロアリ被害を見つけたら、どうやって駆除をすべきか、そもそも駆除をすべきかなど色々なことで悩まれると思います。

そのためこの記事では、「シロアリ被害を見つけたら駆除をするべき」、「シロアリ駆除は専門業者に依頼する」ということを解説しました。もしも、あなたがシロアリの被害で悩まれているなら、なるべく早く専門業者に依頼して対処をするようにしましょう

シロアリ1番!でも、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県南部限定でシロアリ駆除を承っております。シロアリ調査、お見積りは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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