シロアリ駆除業者を初めて利用する人必見!取るべき最適な行動とは|シロアリ1番!

COLUMN

シロアリコラム

投稿日 2019.03.18 / 更新日 2020.05.30

シロアリ業者選び

シロアリ駆除業者を初めて利用する人必見!取るべき最適な行動とは

WRITER

木村健人

WRITER

木村 健人

蟻害・腐朽検査士

木村健人

シロアリ・木材腐朽菌に対する木材保存・薬剤性能評価について在学中に研究。2009年新卒でテオリアハウスクリニックに入社。数千件のシロアリ調査・駆除に従事。現在はWEBマーケティングを担当。

初めてのシロアリ駆除タイトル画像

シロアリ駆除業者を探している人「シロアリ駆除を業者にお願いしようと思っていますが少し不安です。シロアリ駆除を業者にお願いする際の流れや注意点などを知りたいです。」

 

このような疑問にお答えします。このページを読んでいただくと

  • シロアリ駆除の大まかな流れ
  • シロアリ駆除を業者にお願いする前にすべきこと
  • シロアリ駆除業者の選び方
  • 業者が提案するシロアリ駆除方法の選び方

 

これらについて知ることができます。

シロアリの被害は数日や数週間で著しく被害が進行するようなものではなく、落ち着いた行動を心がけることが大切です。シロアリ駆除の正しい知識や方法を理解していきましょう!

シロアリ1番!が選ばれる理由

シロアリ駆除を業者に依頼する際の大まかな流れ

シロアリ駆除を業者に依頼してから実際の施工が完了するまでの流れは以下のとおりです。

1.被害部などの処置
適切に被害部や羽アリ発生部の処置をおこないます。
2.事前準備・確認
点検口や床下の有無などを確認します。
3.業者の選定
WEBなどから業者を選定します。
4.シロアリ調査(見積もり)の実施
自宅の調査を業者に依頼し、見積をとります。
5.シロアリ駆除を依頼する業者の決定
見積や施工内容などから業者を決定します。
6.シロアリ駆除工事の実施
駆除工事は半日~1日で完了します。
7.保証書の発行、お支払い
後日、代金のお支払、および保証書が発行されます。
8.アフターフォロー
保証対応などのアフターフォローが受けられます。

 
やはり大切なのは急いで業者を探すよりも、しっかりと現状を把握した上で最適な業者を探すことです。次の項目からは実際にあなたのお家で起きている現象別に、シロアリ駆除の進め方をご紹介していきます。
 

シロアリ駆除を業者にお願いする前に注意すべきこと

玄関のシロアリ被害

シロアリ駆除を業者にお願いする前に注意すべきこととして

  • 被害部分にスプレーは使わない
  • 発生した羽アリについて情報を整理する
  • 羽アリの死がいや羽は捨てずに保管しておく
  • シロアリ被害の他に気になった点がないか洗い出す

 

などが挙げられます。

被害部分に殺虫スプレーは使わない

被害を発見したときに絶対にやってはいけないのは「市販の殺虫剤」を使うことです。シロアリを見つけたら反射的に殺虫剤を使用してしまいがちですが、これは禁物です。

薬剤を吹き付けることでその場にいるシロアリは殺せても、奥にいるシロアリには効果が無く、むしろ薬剤を嫌がって生息域を拡大させてしまう要因になってしまいます。

これは市販の殺虫剤の多くは昆虫が嫌がる「忌避性」という性質を持っているからです。

では、被害があった部分はどうすればいいかというと、「そのまま」にしておくことです。シロアリ駆除業者にとっては、被害が発覚したときのままの状態である方が調査の際の被害状況の確認もより正確でスムーズになります。

スプレーの代わりとなる対処方法として

  • 掃除機で吸い取る
  • テープなどで穴を塞ぐ

 

などを行うようにしましょう。

発生した羽アリについて情報を整理する

羽蟻フローチャート

羽アリが発生した場合

  • どこで発生したのか
  • 時期はいつごろか
  • 時間帯はいつごろか

 

などの項目を事前に確認しておくと、後々のシロアリ駆除業者とのやり取りがスムーズになります。

羽アリといっても、建物に被害が発生している証拠であるシロアリの羽アリの場合もあれば建物への被害の心配がない普通のアリの場合もあり、駆除作業が必要な種類であるかの判断をする必要があります。

上記フローチャートでは、羽アリがシロアリの羽アリなのか、普通のアリ(黒アリ)の羽アリなのかを判別することが可能です。A~Dで区分していますので、それぞれをご説明します。

Aの場合の対処法

ヤマトシロアリの羽アリ

発生している羽アリは、非常にシロアリの可能性が高く建物への被害の可能性も高いと言えます。そのためシロアリの調査を実施することが推奨されます。

Bの場合の対処法

敷地や周囲に生息しているシロアリの羽アリと考えられます。シロアリ対策をされており建物自体は守られているため問題はありません。予防処理後5年が経過した時点で再度シロアリ対策を実施されることが大切です。

Cの場合の対処法

アメリカカンザイシロアリというシロアリが発生している一部地域では、そのシロアリの羽アリの可能性があります。その決定的な判断方法は、直径1mmの硬い粒が室内に溜まっているか否かです。

アメリカカンザイシロアリの糞
アメリカカンザイシロアリの糞

写真のような俵状の硬い糞が室内に見られる場合は早急にご連絡ください。アメリカカンザイシロアリについて詳しくは下記にまとめております。ぜひご覧ください。

▼アメリカカンザイシロアリについて詳しくはこちら
アメリカカンザイシロアリを正しく知ろう。生態と特徴

 

Dの場合の対処法

シロアリではなく、黒アリの可能性が高いです。黒アリの羽アリは建物を食い荒らす害虫ではなく、発生も数日から1週間程度で収束します。対処はほとんどの場合必要ありません。
しかしながら、黒アリの羽アリが室内で発生している場合、建物にシロアリが発生する条件が整っているとも言えますので、予防のためにシロアリ対策をご検討いただく機会としては丁度いいと言えます。

羽アリの死がいや羽は捨てずに保管しておく

羽アリは調査の重要な手がかりとなります。発生した羽アリは出来る限り保管しておきましょう。気持ち悪い場合、透明なテープなどに張り付ければ直接手で触れることなく保管することができます。また、発生した状態のままにしていただければ、より調査がスムーズです。

シロアリ被害の他に気になった点がないか洗い出す

シロアリの被害に合った部分だけでなく、現在までに何か気になった点が無かったかを洗い出すことも大切です。

具体的な例としては

  • 床が軋む場所がないか
  • 過去に羽アリが発生したことがなかったか

 

などです。こういった洗出しを事前にしておくと、点検時に調査スタッフとのやり取りがスムーズになり打合せが効率的になります。

シロアリ駆除を業者にお願いする前にチェックすべき建物の特徴

シロアリの被害に関する情報だけでなく自分が住んでいる建物の特徴についても事前に把握しておくと、シロアリ駆除業者とのやり取りがよりスムーズになります。

具体的には

  • 床下収納庫や床下点検口はあるか
  • 建物の図面は持っているか
  • 建物にシロアリ保証はついているか

 

などです。

床下収納庫や床下点検口はあるか

シロアリ調査の基本は床下の調査です。「なぜ床下?」と思われるかも知れませんが、それはシロアリの習性にあります。シロアリは土の中に生息する昆虫です。明るい場所や風の流れる場所は嫌います。要するにシロアリにとって床下は、光も風も入らない最も理想的な環境と言えるのです。
ということは、シロアリはほとんどの場合床下から侵入することになります。床下を調査するのは、「シロアリが家に侵入していないか」や「どこから侵入しているか」を確認するためにとっても大切な項目なんですね。

▼シロアリの特徴について詳しくはこちら
シロアリを知ろう|シロアリについての基礎知識まとめ

 

床下収納庫はありますか?

床下収納庫
キッチンに設置されていることの多い”床下収納庫”があれば、そこから床下に入ることができます。蓋を開けると四角いケースで囲われいますが、荷物を取り出せば簡単にケースを持ち上げることができます。

床下点検口はありますか?

床下点検口
洗面所やトイレ、納戸、クローゼットなどに、45cm角ほどの床下点検口がありませんか?蓋を開けると床下が見えるはずです。このような点検口があれば、そこから床下に入ることができます。

和室はありますか?

和室と畳
1階に和室があれば、畳下の板に点検口が設置されている場合があります。点検口があればそこから床下に進入することができます。もし点検口が無くても大丈夫です。普段の生活では見えない畳下の床板を45cm角ほどの大きさにカットして簡易的な点検口を調査スタッフが作成することができます。

点検口も和室もない場合

このような場合は、2通りの方法があります。

  • 建てた工務店に点検口を作成してもらう
  • 点検口が無い時点で業者に調査してもらう

 

の2点です。事前にお知り合いの工務店さんや大工さんがいらっしゃるのであれば、頼んで点検口を作成してもらうのが一つの手です。
また、シロアリ調査を依頼する業者に点検口が無い旨を伝えた上で先に点検することも可能です。調査時に被害箇所を確認しつつ、点検口を作成する場所の打合せをすることもできるでしょう。

建物の図面は持っているか

建物の図面、特に1階の平面図(間取り図)があると調査がよりスムーズになります。ただし、図面が無くても調査はできますので、見つからなくてもご安心ください。

建物にシロアリ保証はついているか

特に羽アリが発生したことでシロアリ対策を検討している場合、注意が必要です。建物が新築から5年以内の場合、シロアリの保証期間内となります。その場合は、建てた工務店に相談すれば対応してくれますので新たに業者を探すのではなく保証を賢く利用しましょう。

シロアリ駆除業者を手配するときのポイント

シロアリ駆除業者の点検員
準備が整ったら、シロアリ駆除に対応している業者を手配します。ここでは、業者を手配する上での注意点やポイントをご説明します。

ポイントになるのは

  • どんな業者が来るのか事前に確認できるか
  • 価格が掲示されているか

 

という点です。

どんな業者が来るのか事前に確認できるか

”問い合わせを受け付けた業者”と”実際にシロアリ駆除を行う業者”が同一かというと、必ずしもそうではありません。シロアリ駆除業者には、

  • 集客と受付だけに関わる(調査と施工、アフターは下請けが対応)業者
  • 受付から施工・アフターまで一貫して自社で行う業者

 

の2つが存在します。窓口と現場が別々のいわゆる紹介サイトの場合、調査や施工に大枠の決まりはありますが、それぞれの駆除業者で完全に品質が同一とは必ずしも言えません。それに、どんな業者が来るのかも見えてきません。
その分、全て自社で一貫して対応する業者の場合、ホームページを見れば今までの実績や会社の規模感、社員の顔も見えてきます。品質についても社内で統一・均一化がされています。

価格が掲示されているか

やはり気になるのは価格ではないでしょうか。シロアリ駆除料金の目安は、1階床面積1㎡あたり2000円~3000円となります。これより単価が安い場合でも、付随する工事や経費などを上乗せすると、同一か高く付く場合も見られます。それとは逆に、金額が掲示されていない場合も注意が必要です。

もちろん「どうしても安く済ませたい」、という場合は安い金額の業者を使うのも手ではあります。ただし、実際の施工品質や施工後のアフター対応など、後々のことを考えるのであれば、総額が上記目安の単価の範囲内の業者に依頼するのが賢明でしょう。

▼より細かいシロアリ駆除の相場などの情報は下記に詳しくまとめております
シロアリ駆除の費用や相場、適正価格まとめ

調査に来てもらったシロアリ駆除業者同士を比較する方法

シロアリ駆除業者の施工士

「一社だけでは不安なので複数の業者で点検を行ってもらい相見積もりしようと思うが、比較するポイントを知りたい。」

 

と思われる方もいると思います。調査に来てもらったシロアリ駆除業者同士は

  • しっかり説明してくれたか
  • 不用意な営業がないか
  • アフターフォローがしっかりしているか

 

などで比較するようにしましょう。

しっかり説明してくれたか

現状の報告はもちろんですが、床下写真を交えた説明や報告書の内容などにもしっかりと説明がある業者を選びましょう。また、駆除工事の内容や施工当日の流れ、アフターフォローの内容などについてもしっかり説明があったかは判断のポイントになります。あなたの不明点や疑問点についても、丁寧に説明してもらえた業者ならより安心ですね。

不用意な営業がないか

シロアリ駆除工事と”耐震工事”や”調湿剤”は関係ありません。点検報告時に、シロアリ駆除工事に加えて付随するオプション工事を見積もりに入れてくる業者はあまりオススメできません。
もしも、このような工事を提案されたのであれば、その必要性や理由をご自身が納得できるまで確認しておくことが大切です。シロアリ1番!では、基本的に上記のようなオプションは本当に必要な状況で無い限りご提案することはありません。

アフターフォローがしっかりしているか

シロアリ駆除を実施後、薬剤の効果は5年でほぼ消失し、保証も満了します。その5年後まで覚えている方はほとんどいらっしゃいません。満了時期に、再点検(5年後の最終点検)のダイレクトメールを送ってくれる業者を選ぶことが大切ですね。

業者が提案するシロアリ駆除方法は大きく2種類ある

シロアリ駆除には

  • バリア工法
  • ベイト工法

 

の2種類の工法があり、シロアリ駆除業者からはこのいずれかの工法を提案されることになると思います。

ここではそれぞれの工法の特徴と選び方をのポイントをご紹介します。

一般的なシロアリ駆除は「バリア工法」

木部処理
特に何も指定が無い場合、この方法でシロアリ駆除をすることになります。バリア工法とはその名前の通り、お家をシロアリの侵入からバリアする施工方法です。被害箇所には薬剤を直接注入しシロアリを駆除するため、即効性に優れます。また、被害がない場所にも床下全体の木材や土壌に薬剤処理を行うため、被害の進行や移動を抑制し、建物全体のシロアリ予防としての効果が見込めます。

近年、シロアリ防除の薬剤は目まぐるしい進化・改善が行われました。施工時はニオイもほとんどせず、普段の生活のまま駆除を実施することが可能となっています。人間への害も現在の薬剤はほぼ影響はなく、ほとんどの方がご利用いただける非常に有効なシロアリ駆除工法です。

▼バリア工法の詳しい施工方法はこちら
シロアリ駆除はこうする!知られざる駆除方法を大公開

 

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ベイト工法での駆除

ベイト工法のベイト剤投入
建物外周の地面に専用容器を埋め込み、遅効性の「薬剤入りのエサ」を中に入れます。それをシロアリに巣へ持ち帰らせることで巣ごと全滅させる工法です。お子様や化学物質過敏症の方がいらっしゃるなどの理由で床下への薬剤施工を避けたいお客様などにオススメです。

決まった間隔での設置が不可欠なので、敷地いっぱいに建物が立っているお住まいの場合は施工が難しい場合があります。また、駆除の場合は被害部分に液剤処理を併用する場合があります。一般的にバリア工法より1.5倍から2倍の価格です。

 

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シロアリ駆除業者による施工が終わった後の流れ

業者によっては、施工当日に施工写真をタブレットやデジタルカメラを使用して見せてくれます。このような対応を行ってくれるかは、聞かない限り分からない点ですので、調査時に聞いてみるといいでしょう。

施工が終わったら、「保証書」や「施工完了報告書」、「請求書」が後日送られます。指定の支払い方法で代金の支払いをすればシロアリ駆除は完了となります。

もし万が一保証期間内に異常が起きたり、シロアリ駆除を実施した後にわからないことがあったり建物に異常が見られた場合は施工会社に相談しましょう。

シロアリ保証は5年間ありますので、シロアリに関連する問題(例えば被害の再発)であればしっかり対応してもらえるでしょう。ただし、シロアリとは関係ない事象(例えば、ゴキブリや黒アリの侵入など)の場合は、有償での対応となる場合が大半です。

 

保証満了時はシロアリ駆除を行なった業者に再点検してもらう

シロアリは駆除をすればそれで終わり、という感覚になってしまいますが、大切なのは駆除後の5年間とその後の建物の維持管理です。今後も長く住む自宅は、シロアリだけでなく腐れや水漏れなど様々な劣化現象に晒され続けます。たった一度のシロアリ駆除で完結させずに、その後の建物のメンテナンスにも目を向けることが非常に大切です。特に、大地震などの災害時、シロアリ被害や木材腐朽などの劣化現象がある住宅の倒壊率は劣化の無い住宅に比べ高いと言われます。実際に2007年の新潟中越沖地震では、京都大学の調査で損壊の激しかった40棟の家屋のうち約7割にシロアリの被害がみられたという調査結果があります。

一度のシロアリ駆除で終わりにせずに、5年後の保証の満了を迎える際には、”お家の健康診断”という位置づけで、しっかり建物の状況を確認してもらいましょう。それがお家の次の5年後、10年後へと繋がっていくはずです。

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