シロアリ駆除の手順を解説!追加料金のからくりも公開|シロアリ1番!
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シロアリコラム
投稿日 2018.05.21 / 更新日 2022.04.12
シロアリ駆除
シロアリ駆除の手順を解説!追加料金のからくりも公開

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木村 健人
しろあり防除施工士

シロアリ・木材腐朽菌に対する木材保存・薬剤性能評価について在学中に研究。2009年新卒でテオリアハウスクリニックに入社。数千件のシロアリ調査・駆除に従事。現在はWEBマーケティングを担当。
正しいシロアリ駆除業者は「公益社団法人 日本しろあり対策協会」が発行する「標準仕様書」に則って作業を行います。
ただし、「お家を汚さない配慮」や「施工後の報告書」など、品質の違いによる満足感には大きな差があるのも事実です。
シロアリ1番!ではこれから紹介の作業に、別途費用は一切いただきませんが、標準仕様書の必要な作業でありながら、別途費用を計上する業者が多く存在します。
この記事では、日本しろあり対策協会の仕様書を基に、シロアリ1番!で行う標準的な作業手順の解説と、追加料金のからくりを解説します。
目次
シロアリを駆除するための準備
シロアリの駆除といっても、いきなり薬剤の散布を始めるわけにはいきません。安全で確実な作業を行うためにも、まずは「下準備」をする必要があります。
施工スタッフはシロアリの駆除を始める前に
- 施工前の養生(ようじょう)シートの設置
- 道具・工具・薬剤の準備
を行います。
準備①:施工前の養生シート設置
シロアリ駆除の前に行う作業があります。それは養生シートの設置です。他のいろいろな工事でもそうですが、シロアリ駆除では特に汚れや安全への配慮は大切です。
シロアリ駆除は床下と床上とを行ったりきたりしながら行います。養生がいい加減だと床下のホコリが室内で舞い、ニオイや汚れの原因になってしまいます。
汚れ対策がずさんだったり、シートが使いまわされているようでは保護の意味がないのです。
シロアリ1番!ではシロアリ駆除の品質はもちろん、養生もしっかりと行ってホコリや汚れを気にされずに安心していただけるよう心がけています。
どのような養生を行っているのか、ご覧いただきましょう。
- 1.玄関から新品の養生シートで床を保護
-
出入り口から点検口までシートを敷きます。ホースなどを床下に通しますので、床や壁を汚さないように確実に養生していきます。
シートは使い捨ての紙製のものを使っていますが、断面から見ると紙と紙の間にビニール層を挟んだ特殊加工がされています。
そのため普通の紙よりもかなり丈夫で、汚れが床まで染みこんでしまう心配もありません。
- 2.床下入口(収納庫など)周りもシートで保護
-
点検口周りの養生を行います。点検口は床下と床上をつなぐ入り口でもあり、床下の空気が最も漏れやすい場所です。
上から蓋を塞ぐだけでも施工中は問題ありません。しかし最も汚れが舞いやすいのは人が出入りする時です。
その時に養生が甘いと汚れや臭いの原因となってしまいます。
先ほどもお話ししたように、シロアリ駆除は一度の作業で床下と床上を何度か往復することになります。
室内が汚れてしまわないよう、点検口周りの養生は特に丁寧に実施します。
- 3.点検口周りにポールを立てる
-
まずは点検口の周りに4本のポールを立てます。これは全体をテントのようにビニールで覆ってしまうためです。
「それだったらわざわざポールを立てる必要はないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、これは部屋の内装に養生テープを直接貼り付けないようにするためです。
確かに養生テープの粘着力は決して強くはないですが、それでも内装を傷つけないとは言い切れません。
安全のためにもポールを採用しています。
- 4.ポールを利用して養生テープを貼る
-
ポールにビニールシートを取り付けていきます。まずは側面全体をビニールシートで覆い、最後に天井にも被せます。
こうすることで、点検口周りでも作業に必要なスペースを確保しつつ、ホコリが室内に舞わないようにすることができます。
- 5.点検口全体を囲えば完成!
-
これで完成。ホコリ対策はバッチリです。追加料金のポイント!
リフォーム業者とは違い、シロアリ駆除工事で養生費用を請求する業者はほとんどいません。ただし、養生のレベルは業者によってかなり差があります。
ここまで、汚れやホコリ対策の準備を解説しましたが、養生を十分にすることは薬剤の不安対策という意味もあります。
最近の薬剤は安全性が高いとはいえ、点検口があるキッチンからの作業と言う点で心配される方もいらっしゃいます。養生の配慮がされている業者であれば、施工スタッフの教育もしっかりされており、床下の作業も期待ができます。
準備②:道具・工具・薬剤の準備
養生が終わったらシロアリ駆除をするために床下に入る準備をしていきます。
シロアリ駆除の施工スタッフは床下での作業を行う前に「3つの準備」を行う必要があります。
それぞれの準備の様子をご紹介していきます。
- 1.床下への進入に必要な装備
-
床下はシロアリ駆除を想定した作りになっていないため、作業がしやすい身なりで行うことが大切です。床下の環境は
- 狭いところでは20センチ程度の高さのため、ほふく前進で移動
- 土ならゴツゴツした石の上や、固いコンクリートを這いつくばって作業
- 真っ暗闇な空間
- ホコリとカビっぽい空気
- クモやカマドウマ(バッタ目)など様々な虫が存在
通行するのがやっとの床下でも、作業の目的はシロアリをしっかり対策すること。可能な限りシロアリ対策に集中できるよう、身につける装備にはこだわります。私たちはこんな装備をつけて作業を行います。
- つなぎ(専門会社で毎回クリーニング)
- 帽子または頭巾
- ライト(ヘッドライト)
- 防塵マスク
- 耐薬性ゴム手袋
この他に、「膝・肘パッド」や「ゴーグル」なども使います。「作業効率」と「作業者の安全」を両立することが、良い仕事に繋がります。
- 2.使用する薬剤の安全性
-
本格的な防塵マスクを見ると「危ない薬剤を使っているのでは?」と思うかもしれませんが、日本しろあり対策協会が認定の薬剤であれば、その心配は不要です。
シロアリ1番!ではタケロックという非常に安全な薬剤を採用しています。
タケロックは出雲大社などの歴史的な建造物のシロアリ対策にも使われています。また、厚生労働省が義務付けた安全データシート(SDS)の作成もしっかりと行われています。
ちなみに、シロアリ駆除の薬剤の中には原液が「劇物」である薬剤も存在しますが、タケロックは原液も「普通物」に分類されている薬剤です。
タケロックには「木部用」と「土壌用」の2種類のタイプがあり、施工する場所に応じて2つの薬剤を使い分けます。基本的な成分は同じですが、木部用の薬剤には防腐成分も含まれています。
また、多くのお客様からニオイがほとんど気にならなかったと、評価もいただいています。
追加料金のポイント!
薬剤の種類によって料金が変わる業者が存在します。よくあるのは天然成分を使用した薬剤を高価格で設定しているケースです。実はニオイが強かったり、有効期間は他の薬剤と同じなど、デメリットにも目を向けて総合的な判断で選択されることをお勧めします。 - 3.機材や道具をそろえる
-
近隣の目を気にされるお客様のため、車両には「しろあり」や「消毒」などの文字はなく、テオリア(社名)のロゴのみです。
機材は全て車両に積載したまま、作業を行います。基本的な機材の紹介をします。- 薬剤を散布するための動力噴霧器
- 薬剤タンク
- ノズル類
その他、木材やコンクリートの穴あけに専用ドリル、電動丸ノコ、「過電流遮断器」も使用します。電源はお客様にお借りするため、過電流遮断器は必須です。
過電流遮断器は電源の使い過ぎを防ぐ機材です。シロアリ駆除には様々な電動工具が必要になることから、普段より多くの電気を一度に使うことになります。そのことから、状況によっては作業中にブレーカーが落ちてしまうことも考えられます。
もし万が一そうなった時に何も対策をしていないと、PCの大切なデータが失われてしまったり、ゲームの最中にwi-fiが使えなくなって通信が中断されてしまうかも知れません。
また、スタッフがドリルやポンプを使うのは床下で、コンセントがある床上からは長時間離れることになります。滅多にないことではあると思いますが、漏電や火災などの不慮の事故も考慮するに越したことはありません。
シロアリ1番!では、必ず「過電流遮断器」を使用しますので、安心してください。
シロアリを駆除する手順(床下編)
装備や機材などの準備が整ったら床下に潜りシロアリの駆除を行います。
床下での作業の流れは次の通りです。
- 被害箇所への薬剤の注入
- 木材への薬剤の散布(吹付け処理)
- 土壌への薬剤の散布(土壌処理)
1つ1つ、詳しく見ていきましょう。
床下作業①:被害箇所に薬剤を注入
まずはシロアリの被害に遭っている木材に薬剤を注入します。
シロアリの被害の大きさによっては電動ドリルが必要になることもあります。なぜなら、被害が進んだ木材の内側には生きたシロアリがたくさんいるからです。
ドリルで穴を開けることで、薬剤を木材の内部に浸透させ、1匹1匹のシロアリを効果的に駆除することができます。
もしかすると「床下の木材に穴を開けて大丈夫なの?」と思うかもしれませんがご安心ください。穿孔で開ける穴の大きさは6mm〜8mm程度の小さなものですので建物の耐久性に影響を及ぼすことはありません。
電動ドリルで被害箇所への穿孔が終わったら、木材の内部に薬剤を注入し、シロアリの駆除を行っていきます。
床下作業②:木材への薬剤散布(吹付け)
木材の表面に吹付け処理をしていきます。木材用の薬剤には防腐(腐れ防止)防カビの成分も含まれています。木材への薬剤散布はシロアリの対策だけでなく、木材を健全に保つ上でもとても重要です。
吹き付け処理とは、文字通り木材の表面に薬剤を吹き付けていく処理です。
シロアリの被害に遭っていない木材には闇雲に穴を開ける必要がありません。中が詰まっていて穴を開けたところで薬剤はほとんど浸透しないからです。
とはいえ、「一部の被害が起きやすい場所」は例外で予防・駆除に関係なく電動ドリルで穴を開けて薬剤を注入する必要があります。
代表例は「タイル浴室の下の土台」です。タイル浴室の土台にはしっかりと穴を開ける必要があります。タイル浴室は薬剤の散布をするのが難しく、表面への吹き付けだけでは不十分だからです。
“千鳥穿孔”という不規則に穴をあける方法で駆除効果を高めます。
シロアリ駆除の項目以外に「床下防腐剤」「防腐処理」などを別途料金で見積りする業者が多く存在します。しかし、多くのシロアリ用薬剤には防腐・防カビ効果がすでに含まれています。また、厳密には発生してしまったカビの除去は大変難しいのも事実です。
もし、見積りに防腐や防カビ処理を計上するようであれば、薬剤に防腐効果があるにもかかわらず、提案する防腐処理とは、なぜやるのか?具体的にどこにどのような処理をするか?確認してください。
床下作業③:土壌全体への散布
シロアリの薬剤は木材だけではなく、床下の土壌面にも施工する必要があります。シロアリは必ず地面の下から建物に進入してくるからです。
木部用のノズルと薬剤を土壌用に切り替え、床下全面に薬剤を散布していきます。
たまにお客さまに「どうして被害に遭っていない部分にまで薬剤を散布する必要があるの?」と質問をされる事がありますが、全面に散布しないと意味がありません。今後の被害の可能性を考え、土壌全面に薬剤の幕をつくりシロアリの進入を防ぎます。
土壌への薬剤散布の方法は床下の種類によって異なります。例えば、この物件は床下に防湿シートが敷いてありました。シートをめくりながら土壌面に薬剤を散布します。
もし床下がコンクリートや土壌が剥き出しの場合には、そのまま表面全体に薬剤を散布していきます。


ちなみにシロアリは侵入の際、自分たちで必ず土のトンネル(蟻道)を作ります。乾燥を嫌う習性から光や風の影響を受けないためです。
蟻道は基礎に作られていることもあれば、木材に張り付いている場合もあります。いずれにしても蟻道がある場所にはシロアリがいることは間違いありません。
見かけた時は蟻道を壊し、上から薬剤を散布します。
床下の薬剤処理とは別に、
・調湿材、床下換気扇の設置
・基礎コンクリートのパテ補修
・基礎補強工事
などを別途費用で見積りに計上する業者が存在します。
床下がコンクリートであれば、湿気対策はほとんどのお家で必要ありません。仮に床下換気扇の設置をする場合は電気工事士が作業するか確認してください。
また基礎の補修や補強についても、慎重になるべきです。基礎のひび割れや地震対策としての補強については建築の専門家レベルの判断が本来は必要です。取り扱う業者に建築士などの専門家が存在しない場合の工事はお勧めしません。
シロアリ駆除は床上での作業も必要
床下での作業が終わったら、床上での作業に移っていきます。
シロアリ駆除は床下だけではなく、床上からも薬剤を注入する必要があります。床下からの薬剤散布だけではシロアリの「抜け道」を防ぐことができないからです。
具体的には、
- 玄関・勝手口
- タイル浴室
などの床下空間がない場所です。
実際、玄関やタイル浴室がシロアリの被害に遭っているケースはとても多いです。
これらの箇所の施工は必須と言えるでしょう。(とはいえ、建物の状況にもよりますが、一切手を付けない業者や別途料金を設定している業者もいます)
床上から電動ドリルで床タイルの目地やドア枠にドリルで穴あけを行い、薬剤を注入していきます。
床上作業①:玄関・勝手口の処理
まずは玄関や勝手口、土間の処理を行います。
玄関はシロアリの被害が多く、床下からの薬剤の散布も難しい場所です。なぜなら、多くの戸建て住宅の玄関には「床下の空間」がないからです。
玄関の土間は土を盛ってその上にコンクリートを流して作っています。しかしシロアリはそういう場所からもコンクリートの隙間を縫って侵入する事ができます。
玄関がシロアリ侵入の死角とならないよう、しっかりと対策を行う必要があります。
玄関でのシロアリ対策は大きく
- 木製ドア枠への薬剤注入処理
- 袖壁への壁内注入処理
- タイル目地に穴をあけて注入処理
の3つに分かれますが、建物の構造に応じて施工方法を変えながら実施します。
電動ドリルで穴を開け、そこからシロアリの薬剤を内側に注入していく作業を行います。玄関での作業内容を詳しくご紹介します。
- 1.タイル目地
玄関・勝手口のタイルの目地に鉛筆の太さ(6mm)ほどの穴を開けます。ちなみに、穴を開けて内側に薬剤を注入することを専門用語で「穿孔注入処理」といいます。
玄関タイルの下はコンクリートが施工されていますが、その下は土壌や砂利です。
すでにシロアリが潜んでいる可能性もあり、タイル目地からドリルでコンクリートを貫通させ、下の土壌部分に薬剤を注入します。
コンクリート注入用のノズルを装着して薬剤を注入します。
「薬剤を注入した後の穴はどうするの?」と思われるかもしれませんが、モルタルでしっかり補修します。施工直後は水分を含んで色が濃くなっています。
しかし乾けば元のタイル目地に近づいていきますのでご安心ください。
実際、薬剤の保証満了で再施工にお伺いしたお家でも、補修箇所を見つけるのに少し時間がかかってしまうこともあるくらいです。
追加料金のポイント!
本来は必要な作業である、玄関の穴あけ工事を別途費用にしている業者も多いです。2万円~4万円くらいの価格で設定されています。ホームページの価格を安く見せるためか、穴あけ料金は別料金にしているケースが目立ちます。- 2.袖壁の壁内
-
床下に面していない袖壁は注意が必要です。床上から薬剤を散布せずに無防備な状態にしておくとシロアリに幅木を食べられてしまう可能性があります。
万が一幅木がシロアリの被害に遭っていた場合は、状況に応じて駆除を行います。
また、壁にも電動ドリルで3mm程度の穴を開け、そこから内側に薬剤を注入します。
この処理は駆除だけでなく予防の施工でも行います。薬剤の注入が終わった後は専用の補修剤で穴を塞ぎます。
- 3.木製のドア枠
-
地面から立ち上がっている木製のドア枠は注意が必要です。
何もしないでいると根元をシロアリに食べられてしまうリスクがあるからです。
実際に「玄関から大量の羽アリが出てきた!」というご相談を受けてお伺いすると、ドア枠がシロアリに食べられてしまっているのをよく見かけます。
万が一ドア枠がシロアリの被害に遭ってしまっていた場合は、内部に薬剤を注入して駆除を行います。
また、シロアリの被害が見受けられなかった場合でも予防のための工事として、ドア枠の根元に電動ドリルで6mm程度の穴を開け、薬剤を注入します。
施工後はプラスチックのキャップで補修を行います。
床上作業②:タイル浴室の処理


タイル張りの浴室は玄関と構造が似ています。
洗面所の床面の比べていただくと分かりやすいのですが、浴室の方が床面が一段低くなっています。
これは床下空間がない証拠です。
先ほどもお話しした通り、床下からの薬剤散布ができない場所は「死角」なのでシロアリ被害に注意する必要があります。
浴室では壁を中心に穿孔注入処理を実施していきます。
ちなみに、現在の住宅で浴室の構造は「ユニットバス」が主流ですが、ユニットバスではこの方法での施工はおこないません。(床下から確実な施工をすることができるからです)
タイル浴室の処理は
- 電動ドリルで穴あけ
- 専用のノズルで薬剤を注入
- 開けた穴をモルタルで補修
という順番で行います。
- 1.電動ドリルで穴あけ
電動ドリルで浴室の壁にバッテリー式の電動ドリルで穴を開けていきます。作業中は少し大きめの音がするかも知れませんが、穴あけ自体は5分ほどで終わります。
穴の大きさはタイル目地と同じ3mmほどの小さなものです。
穴を開ける間隔はタイル2〜3枚おきくらい、高さは胸元くらいが目安です。
穿孔した際に削りカスが地面に落ちることもありますが、薬剤の注入後に丁寧に清掃しますのでご安心ください。
ちなみにシロアリの被害状況によっては壁以外の場所からも穴あけを行う場合があります。
例えば床面のタイル目地や入り口のドア枠などです。
- 2.専用のノズルで薬剤を注入
穴を開けてモルタルの層を貫通すると壁の中は空洞になっており、そこにも木材は存在します。シロアリはとても小さいので、この空洞部分にも隙間から侵入ができてしまいます。
開けた穴から薬剤をしっかり注入して木材に行き渡らせ、シロアリを対策します。
ちなみに使用する薬剤は低臭性かつ揮発性も非常に低いので、施工後も臭いが気になることはほぼないでしょう。
- 3.開けた穴をモルタルで補修
開けた穴はモルタルで埋め戻します。モルタルが乾くのは施工後約1日ほどが目安です。
元々あまり水がかかりにくい場所に穴を開けてはいますが、補修箇所には注意しましょう。
1日経った後は普段どおり浴室をご利用いただくことができます。
追加料金のポイント!
玄関と同様に、浴室の穴あけ工事も3万円~5万円の別料金に設定している業者があります。ホームページに一切そのことが触れていないにもかかわらず、見積りの際に計上する業者には気をつけてください。
シロアリを駆除した後の流れ
これらの作業が終わればシロアリ駆除は完了です!
一般的な戸建て家屋であれば半日程で施工をする事ができます。施工後は施工部分の確認をしていただき、タブレットなどを使用してシロアリ駆除の写真をお見せしながら施工説明をいたします。
シロアリの駆除には5年間の保証が付き、「またシロアリが出てきた!」といったことが起きた時には、ご連絡をいただければ無料で施工対応をいたします。(保証の対象範囲は事前の無料点検の際にスタッフからご説明させていただきます)
他業者では「保証期間内も年に何度か無料で点検を行います」という会社を見かけますが、シロアリ1番!では保証満了まで基本的に床下への進入は行いません。薬剤の効力を弱めてしまうリスクがあるからです。
土壌処理には、“バリア層を作る“という意味があります。施工後はバリア処理を壊さないためにも、床下に入る確認調査は最小限に留めるべきです。
同じシロアリ駆除業者の中でも「保証期間中、〇回無料で点検を行いますよ」というようなサービスを行っているところもあるようです。確かに、こまめに床下をチェックするというと一見聞こえはいいと思います。しかし、薬剤への影響を考えていないと言わざるを得ません。
シロアリ1番!ではお客様の時間的負担が極力少なくなるよう、保証満了前に最終点検実施のご案内を郵送させていただいております。(写真の保証書は一例です)
お客様にとってわかりづらいのが謎の「諸経費」という項目です。穴あけ工事と同様にホームページでは格安に見せて、見積りに諸経費を計上する業者には注意です。
さいごに
今回は一般的なシロアリ駆除の手順についてご紹介してきました。
シロアリ駆除を検討されている方は、様々な不安を抱えて業者選びをされていると思います。このコラムがそんな方のお力になれば幸いです。
シロアリ1番!は
▶︎シロアリ防除率99.73%
▶︎スタッフ全員が「しろあり防除施工士」
▶︎強引な販売営業ナシ
▶︎全ての業務を自社社員で運営
など、顧客満足度に特化したサービスを提供しています。
シロアリ1番!の作業スタッフは実力のあるメンバーばかりです。シロアリでお困りのようでしたらコチラでシロアリ1番!を詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
※シロアリ1番!ではシロアリについての専門的な知識も解説しています。シロアリのことをしっかりと勉強したい!という方はぜひ参考にしてみてください。