シロアリ予防は何年おきにするのがいいの?【5年ごとが正解です】|シロアリ1番!

COLUMN

シロアリコラム

投稿日 2018.08.20 / 更新日 2021.01.13

シロアリ駆除

シロアリ予防は何年おきにするのがいいの?【5年ごとが正解です】

WRITER

木村健人

WRITER

木村 健人

しろあり防除施工士

木村健人

シロアリ・木材腐朽菌に対する木材保存・薬剤性能評価について在学中に研究。2009年新卒でテオリアハウスクリニックに入社。数千件のシロアリ調査・駆除に従事。現在はWEBマーケティングを担当。

「シロアリ予防は繰り返し行う必要があるのですか?だとしたら何年おきに行うのがいいのでしょうか?」

 

このページではこのような疑問にお答えします。

シロアリ1番!が選ばれる理由

【結論】「シロアリ予防は何年おき?」の答えは「5年」


シロアリ予防は5年おきに行うのがベストです。

シロアリ予防に使われる薬剤は5年で効果がなくなります。

ですので

  1. 薬剤を散布
  2. 5年後に薬剤の効果が切れる
  3. そのタイミングで再び散布

 

というサイクルを繰り返せば、建物をシロアリから守り続けることができます。

疑問:お願いする業者によるんじゃないの?

シロアリ予防はどの業者にお願いしても「5年おき」です。

なぜかというと、市場に出回っているシロアリ予防・駆除の薬剤は5年で効果がなくなるように作られているからです。

(公社)日本しろあり対策協会により認定されている薬剤は5年で効果がなくなるものばかりです。

もし、「5年以上効果が続く」という説明をシロアリ業者がしていたら、その薬剤はシロアリ対策協会による認定を受けていない可能性が大きいので注意しましょう。

例外も存在する

とはいえ、信頼できる薬剤の中にも効果が5年でないものも存在します。

考えられるケースは2つあります。

1つは、安全であることをしっかりと確かめた上で5年以上効果が続くことも分かっている認定薬剤です。

通常のシロアリ業者が扱うことはまずありませんので、(公社)日本しろあり対策協会の認定薬剤かどうかを聞いてみるといいでしょう。

もう1つは、「ベイト工法」によるシロアリ駆除です。

ベイト工法では「ステーション」と呼ばれるシロアリの毒エサが入った容器をおおよそ半年~1年ごとにチェックする必要があります。

なぜ「5年」でつくられているの?

健康・安全面に配慮して作られているからです。

もともとシロアリの薬剤は一度散布すると効果がずっとなくならないものばかりでした。

しかし、そのことが社会問題を引き起こします。

床下に散布した薬剤が原因で体調不良を起こしてしまう人が1990年代後半~2000年代前半頃に続出してしまったのです。

また、人体だけでなく環境汚染の原因となっていることも分かってきました。

そういったことから、シロアリの薬剤は

「環境を汚さないようにする」
「人体への影響がないようにする」

という点をとても意識するようになりました。

効果が5年なのは「自然に分解されるような安全な薬剤にしよう」という考え方のもと作られているからです。

シロアリ予防の薬剤は5年後に分解が始まるわけではない

シロアリ予防の薬剤は

  1. 水分
  2. 強アルカリ、強酸
  3. 金属イオン
  4. バクテリア(シュードモナス)

 

などにより分解されていきます。

よく

「シロアリ予防から5年間は薬剤の有効成分が残り、そのあと徐々に分解され始める」

と思われる方がいますが、これは誤りです。

薬剤の分解は散布した直後からはじまります。その後じわじわと時間をかけて分解されていき、5年が経過するころには大半の成分がなくなっています。

つまり、5年経つ頃にはいつシロアリが入ってきてもおかしくない無防備な状態になってしまっているのです。

疑問:建物の作りや築年数によるんじゃないの?

こう思われる方の根拠は大まかに次のどれかです。

  • 築年数が浅いから大丈夫
  • 鉄骨・RC造だから大丈夫
  • 床下がコンクリートだから大丈夫

 

私たちから見ると、いずれもアブナイ考え方と言わざるを得ません。

築年数が浅いから大丈夫

次のような調査結果が出ています。

なんと、築25年以上で5棟に1棟がシロアリ被害を受けているという事が明らかになっています。お隣さん(左右後)、お向かい、我が家、この内のどれか1棟はシロアリ被害があることになります。

築浅のお家でも床下にシロアリが入れる状態だと、被害を受ける建物が少なからずあるのです。

鉄骨・RC造だから大丈夫

そうともいいきれません。

なぜかというと、どんな建物でも木が使われているからです。

確かに建物が倒壊することはないかもしれませんが、シロアリはフローリングや玄関框などの内装材を食べることもできます。

万が一シロアリに食べられてしまったときは見栄えも悪くなりますし、床のきしみなどの原因にもなります。

床下がコンクリートだから大丈夫

シロアリは床下がコンクリートでも侵入することができます。

シロアリはとても小さな生き物ですし、コンクリートでもシロアリが侵入できるだけの小さな隙間があるからです。

ちなみにこの隙間は年数が経つごとに大きくなっていくので、その分シロアリも侵入しやすくなります。

建物の作りや築年数は関係ない

これらのことからシロアリが建物に侵入できる状態となっている以上は、築年数や構造に関係なくシロアリのリスクが存在することがわかります。

5年ごとのシロアリの対策はとても大切なのです。

まとめ

シロアリに対して無防備な家
ということで、今回は「シロアリ駆除は何年おき?」という疑問やそれに関係する色々について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

確かに薬剤は目に見えないですし、シロアリが侵入する床下も普段は見えない場所です。

ですが、だからこそ5年ごとのシロアリ予防は建物を長持ちさせる上でとっても重要です。

万が一、シロアリの被害に遭うと駆除や補修で多くの費用が必要になりますし、建物の寿命にも影響がでてしまいます。

シロアリ予防をしっかりと行っておけば建物の長寿化につながりますので、住んでもよし、貸してもよしで費用を上回るリターンを得ることができますよ。

シロアリ1番!では床下の無料点検を行なっています。「新築の保証が切れた」「長いこと手入れをしていないので床下が気になる」など、シロアリ対策をお考えの方は是非下のバナーからお気軽にお申し込みください!

シロアリ1番!のスタッフ

シロアリ1番1調査申込み