浴室から羽アリが発生していた事例（神栖市）｜シロアリ1番！

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2024.08.24

スタンダード

浴室から羽アリが発生していた事例（神栖市）

都道府県	茨城県
建物種別	木造
築年数	---
施工場所	全面施工（被害箇所、床下、玄関、浴室）
施工内容	シロアリ１番！スタンダード（液剤施工）
施工面積	約50㎡
概算費用	約100,000円(税込)

在来浴室から羽アリが発生したため、ご依頼いただいた物件をご紹介します。
こちらは築40年以上の物件で、住み始めてから初めて羽アリが発生したとのことでした。

（写真）羽アリが発生していた浴室。窓際から大量に出てきていたそう。

（写真）浴室入口のドア枠。◯で囲われた部分にシロアリ被害が見られる。

調査の結果、浴室でのシロアリ被害が多く見られました。
床上では、浴室のドア枠にシロアリの食害痕が見られ、床下では土台への被害が確認できます。

（写真）◯で囲われた部分に被害が見受けられた。周りの木材には水シミの跡がある。

（写真）角の部分に蟻道が見られる。蟻道とはシロアリが地表を移動する際に作るトンネルのこと。

ユニットバスと比べると、在来浴室はシロアリ被害が多くなる傾向があります。在来浴室は基礎で囲まれた構造をしており、水回りであることから湿度が上がりやすいため、湿気を好むシロアリにとって、住みよい環境になりがちです。

（写真）被害木材には穴を開け、注入処理を行う。これで木材内部のシロアリを駆除する。

（写真）土壌面への薬剤散布の様子。薬剤層がバリアとなり、侵入を防ぐ。

シロアリは湿度と餌を求めて地中からやってくるため、駆除するだけでなくシロアリが再侵入しないよう予防処理を行うことが大切です。ですので、駆除工事では被害箇所の薬剤処理はもちろんのこと、再侵入を防ぐために土壌面への薬剤処理を行います。

（写真）浴室施工の様子。壁面タイル目地に小さな穴をあけ、ノズルを差し込んでいる。

（写真）玄関施工の様子。タイルに開けた穴は施工後修復する。

玄関、浴室ともにタイルの下は地面に直結しているので、こちらにも薬剤処理を行います。専用のノズルを小さな穴に差し込み、薬剤を散布しました。

「シロアリ駆除」となると被害箇所だけ駆除すればいいと思っている方もいるかもしれませんが、駆除しただけでは、また侵入されてより被害が拡大していまう可能性があります。
お建物を長く守る意味でも、床下の全面施工は行っておくに越したことはありません。シロアリ駆除を考えている方は全面施工をぜひご検討ください。