玄関框でシロアリの食害が発生した物件での駆除工事|シロアリ1番!

CASE STUDY

駆除実績

2022.02.04

スタンダード

玄関框でシロアリの食害が発生した物件での駆除工事

都道府県 東京都
建物種別 木造
築年数 約20年
施工場所 床下全面
施工内容 シロアリ1番!スタンダード
施工面積 約60㎡
概算費用 約150,000円

玄関でシロアリ被害が発生した事例をご紹介します。

「玄関付近が下がってきているように感じるし、穴もあいている。前のシロアリ工事からだいぶ時間が経っているので見て欲しい」とのことでご依頼をいただきました。

施工はシロアリ1番!スタンダードで実施しました。

玄関框にシロアリの食害

調査にお伺いしたところお客様がおっしゃっていた通り、玄関框に穴が空いていました。シロアリの被害です。

玄関はシロアリの被害が特に発生しやすい場所です。

シロアリは木材を内部から食べていくので被害が大きくなるまで気づかないケースが多いのが特徴です。

今回もそのケースに該当します。

床下でもシロアリの被害が発生していることが疑われました。

床下で蟻道を発見

やはり床下でも被害が発生しているようでした。玄関裏などに蟻道があるのを確認しました。

床下の木材は緑色に変わっていますが、こういった木材のことを防腐防蟻処理を施した「加圧注入剤」といいます。

加圧注入剤を使っているとシロアリの被害に遭わない、と思われている方もいらっしゃるようですが、実はそんなことはなく、年数を経るごとにシロアリのリスクは上がっていきます。

というのも、玄関の木材のように加圧注入を施していない木材も家の中には存在すするので、シロアリはそういった無防備な木材を狙ってやってくるというわけです。

床下での駆除・防蟻処理

被害部にはより力を入れながら、床下で薬剤を散布していきます。

「シロアリ1番!スタンダード」では、木部に加えて床下全面に液状の薬剤を散布していきます。

こうすることで、シロアリの建物内への侵入そのものを防ぎ、加圧注入を施していない木材もシロアリから守ことができるようになります。

また、木材用の薬剤には防腐成分も含まれています。

たたきに穴を開け、薬剤を注入する

被害があった玄関部分ですが、床下からの薬剤注入だけではシロアリの侵入を完全に予防することはできません。

玄関タイルの下はセメントが敷かれていますが、そのさらに下は土になっており、シロアリはそこから入ってこれます。

実際玄関で被害が見つかった時、床下から見ても特に被害がある様子はない、という場合もよくあります。目に見えない場所なので見落としがちですが、体のとても小さなシロアリにとって玄関の下はまさに「抜け道」なのです。

シロアリの侵入を防ぐには玄関下に薬剤を注入する必要があります。

ドリルで穴を開け、薬剤を専用のノズルで注入していきます。施工後は穴埋め補修を行います。

これで作業は完了です。

今回のお家では、以前シロアリの工事を実施したとのことでしたが、薬剤の効果は時間が経てば消滅します。

5年に一度はシロアリ対策を実施するのがおすすめです。