シロアリ駆除は熱湯でできる?住まいを被害から守る方法をご紹介!|シロアリ1番!

COLUMN

シロアリコラム

投稿日 2021.10.05

シロアリ駆除

シロアリ駆除は熱湯でできる?住まいを被害から守る方法をご紹介!

WRITER

田中勇史

WRITER

田中 勇史

しろあり防除施工士

田中勇史

大学では昆虫類の研究に携わる。2007年テオリアハウスクリニックに新卒入社。これまで3000件を超える家屋の床下を調査。皇居内の施設や帝釈天といった重要文化財の蟻害調査も実施。大学の海外調査にも協力。

こんにちは。シロアリ1番!の田中です。

「シロアリを家の中で発見してしまった」
「家の中で羽アリがどんどん出てきている」

 
こんな状況に出くわした時、皆さんはどのような対処をするべきと考えますか?

  • 殺虫剤をかける、穴に注入する?
  • 掃除機で吸う?
  • ガムテープなどで捕獲する?
  • 袋で捕獲する?

 
などなど、様々なことが思い浮かぶはずです。

今回はそういった対処法の中でも「熱湯をかければいいのでは?」という意見に焦点を当ててご説明していきます。

結論から申し上げると、熱湯でシロアリ駆除をしようという考えは、実は案外危ないことをしようとしているということを知っていただく必要があります。

正しい知識がないと、いざ羽アリが発生するような状況下に置かれた際、何が適切な対処なのか迷ってしまうものだと思います。

なぜ熱湯が危ないのか、具体的な解決策として何を実行すべきなのか、きちんとした知識を学習していきましょう。

「シロアリ駆除を熱湯で」が間違いな理由

なぜ、熱湯を用いてシロアリを駆除するのは適切な処置ではないと言えるのでしょうか?

確かに、シロアリを「その場で殺虫することを目的とした対策」という意味では間違いではありません。しかし、「シロアリから建物を守る対策」としては不適切であると言わざるを得ません。

そのことをご説明するために、まずは「被害現場におけるシロアリ数の実態」についてご紹介させていただきます。

被害現場におけるシロアリ数の実態
実際の被害現場の状況をまずは見てみたいと思います。

被害を受けた箇所はボロボロになり、木部内部をシロアリが通過しています。物などに接した箇所では動かすと設置面にシロアリが何千匹とうごめいている場面も良くみます。

羽アリが出てきている場合も同じで、ある箇所に小さな穴が開いたり周辺の隙間から数百、時には千匹単位で飛び出してくる光景は良く聞く話です。この状況で見られるシロアリ(羽蟻も含む)は、巣内に生息する全体像を私たちは見ているのでしょうか?

答えは「NO」です。

シロアリにおける千匹単位という数字は、一般的に他の昆虫で見ればとても大きな数字に見えますが、シロアリではほんの一部にすぎません。

実際、シロアリの巣内での生息数は、数が少ないとされるヤマトシロアリであっても1~2万匹、イエシロアリに至っては小さな巣でも10万~、大きな巣では100万匹とそもそもの桁が全然違うということを頭に入れておく必要があります。

刺激されたシロアリは「逃げる」
さて、もし家の中でシロアリが家の中で発生した際、目の前にいるシロアリ達は巣本体のほんの一部でしかないことが分かっていただけたのではないかと思います。

では、その状況下で殺虫剤などの刺激の強いもので対策をしてしまうとどうなるでしょうか。

「逃げる」です。

当然のこと、その場で見えているシロアリ達には確かに非常に有効な手段ではあります。ところが、その場にいるシロアリは巣のほんの一部、薬剤や熱湯が当たらなかった箇所にいるシロアリは危険を感知して一旦逃げます。

逃げてもう戻って来ないのでしたらいいですが、しばらくすると再び戻ってきます。その際にどこに戻るかが問題なのです。

シロアリは危険と感じた場所には戻りません。ではどこに戻るのか. . .「処理されていない安全な木材」です。

その場にいるシロアリを何とかしようとして熱湯で駆除をすれば、見た目ではその場にいたシロアリは死んで「良かった」となるかもしれません。しかし熱湯をかけたことにより、被害の出ていない箇所にこっそり移動されて、結果として逆に被害を拡大させてしまう可能性が高いのです。

シロアリが侵入し、被害を出している場合、簡易的な対策でどうにかなることはほぼありません。熱湯などでは決して完全なシロアリ駆除を行うことはできないのです。

熱湯でシロアリ駆除を行うリスク
さらに、熱湯によるシロアリ駆除はシロアリに効かないばかりでなく、それ以外の部分でのリスクも存在します。例えば、熱いお湯を取り扱おうとして火傷をしてしまう可能性が考えられます。

またこれは実際にあった事例ですが、シロアリを駆除しようとして壁に熱湯をかけた際、壁の素材が変質してしまってシミのような跡が元に戻らなくなってしまったという方もいらっしゃいました。

これらのことから、熱湯によるシロアリ駆除は、リスクが高く、見返りが少ない方法であると言えます。

シロアリの発見時に行うべき行動とは

では、もしシロアリを発見した場合やシロアリの被害を見つけた場合やに私たちが取るべき行動とはなんなのでしょうか?

答えは薬剤などシロアリに刺激を与える対策を避け、物理的排除のみに留めておき、早急に専門業者へ対策の依頼をすることです。

今出てきているシロアリに対し何も手出しできないのかというと、そういうわけではありません。専門業者が来るまでの間に行える対策はありますので、実施しておくのも良いでしょう。

発生しているシロアリ達や羽蟻を対処する場合、注意すべき点が一つあります。それは巣本体に影響を与える対策ではなく、目の前の現状を打開するための一時的な対処であり、刺激による逃避は避けなければならないことです。

言い換えれば巣に潜んでいるシロアリたちに「ここは危険だ」と気付かれてはいけないということでもあります。

もし目の前のシロアリをどうにかしたいのであれば、掃除機で吸い取るか、チリトリで集めて捨てるのがおすすめです。

さいごに

今回はシロアリ駆除は熱湯では行えない理由や正しい対処法についてお伝えしてきました。

適切な対処をしないと、シロアリの被害はかえって拡大してしまう恐れがあるということを覚えておきましょう!

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※シロアリ1番!でのシロアリ駆除の具体的な方法はこちらのページでも解説しています。プロが行うシロアリ駆除の方法をしっかりと知りたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
 

シロアリ1番!が選ばれる理由