羽アリは時間帯を選んで現れている!種類別に出てくる時間帯をご紹介|シロアリ1番!

COLUMN

シロアリコラム

投稿日 2020.08.07

住まいの知識

テーマ:

羽アリは時間帯を選んで現れている!種類別に出てくる時間帯をご紹介

WRITER

田中勇史

WRITER

田中 勇史

しろあり防除施工士

田中勇史

大学で昆虫類、特にニホンミツバチ・スズメバチに関する研究に携わる。2007年テオリアハウスクリニックに新卒入社。シロアリにとどまらずハチやアリ、害虫全般の駆除・調査に従事。

家の外の羽アリ

羽アリは「時間帯」を考えながら発生している事を皆さんはご存知でしょうか。

羽アリは人間のような頭脳を持っているわけではありませんが、しっかりと自分たちが生き残る上での知恵を身につけています。発生する時間帯を選ぶのもその1つの例です。また、羽アリが発生する時間帯を知っておくことは、私たちにとってメリットにもなります。

このページでは

  • 羽アリが発生する時間帯を知っておくメリット
  • ヤマトシロアリの羽アリが発生する時間帯
  • イエシロアリの羽アリが発生する時間帯
  • クロアリの羽アリが発生する時間帯

 

これらについてご紹介していきます。

シロアリ1番1調査申込み

羽アリが発生する時間帯を知っておくメリット

そもそも羽アリが発生する時間帯を知っておくことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

羽アリが発生する時間帯が分かると

  • 発生している羽アリの種類についてある程度の見当がつく
  • 羽アリに対して正確な対処が行えるようになる

 

といったメリットがあります。

発生している羽アリの種類についてある程度の見当がつく

羽アリはその種類により発生する時間帯が異なるので、「この時間帯に出てくるのであればこの種類かな?」といった見当をある程度つけることができるようになります。

羽アリに対して正確な対処が行えるようになる

羽アリは種類によっては一時的で時期が来れば自然と収まるものもあれば、建物の床下に進入して大掛かりな対策が必要となるものも存在します。

対処方法も、殺虫スプレーを使ってしまって問題がないものや物理的に取り除くことが好ましいものなど種類によって異なりますので、発生している羽アリの種類に見当をつけることによって正確な対処を行うための手がかりとすることが可能になります。

ヤマトシロアリの羽アリが発生する時間帯

ヤマトシロアリの羽アリ

ヤマトシロアリの羽アリが発生するのは「朝から昼にかけて」です。

昼間でも気候によっては全く発生しないわけではありませんが、これまでご依頼をいただいてきた中では、午前中に発生するケースが大半です。逆に夕方から夜にかけてはヤマトシロアリの羽アリは基本的には発生しません。

また補足として、「雨が降った次の晴れた日」に発生しやすい傾向があります。併せて参考にしてみてください。

イエシロアリの羽アリが発生する時間帯

イエシロアリの羽アリ

イエシロアリの羽アリが発生する時間帯は「夕方から夜にかけて」です。

イエシロアリの羽アリには「走光性」という光に集まる習性をもっており、梅雨のジメジメした時期に発生します。イエシロアリは晴れた日に発生するヤマトシロアリと対照的に、少し雨っぽい天気であっても羽アリが発生するといわれています。

夕方から夜にかけて発生するのはこの後紹介するクロアリと同じですが、イエシロアリは生息地域が日本全体に及ぶヤマトシロアリやクロアリに比べて、千葉県よりも西側の海岸線沿いの暖かい場所や南西諸島など限られています。そういった地域以外であればクロアリであることを疑ってみるのがいいでしょう。

クロアリの羽アリが発生する時間帯

キイロシリアゲアリの羽アリ

クロアリの羽アリにも巣から飛び立つ時間帯は存在していますが、種類によって飛び立つ時間帯は異なります。

ここではクロアリの中でも人間の家屋でも発生が見られる主な種類である

  • クロヤマアリ
  • サクラアリ
  • トビイロケアリ
  • キイロシリアゲアリ

 

を例にご紹介していきます。

クロヤマアリ

クロヤマアリは5月~6月にかけて発生します。時間帯は午前中に飛ぶことがほとんどで午後には羽を落として歩く女王アリを道端で見かけることができます。

サクラアリ

サクラアリの発生時期は10月~11月頃ですが、クロヤマアリと同様に羽アリが飛ぶ時間帯は主に午前中です。サクラアリは空中で交尾を行うため、高い場所で固まって停滞することが知られています。よく家屋の屋根付近でその姿を見ることができます。

トビイロケアリ

トビイロケアリの発生時期は6月~7月で、飛翔時間帯は主にです。街灯の明かりを眺めてみると、トビイロケアリが集まっているのを見ることができます。

キイロシリアゲアリ

キイロシリアゲアリの発生時期は9月~10月ですが、家の中で発生するクロアリの中ではケアリの仲間に次ぐ代表格と言っても良い種です。羽アリの飛翔時間帯はになりますが、トビイロケアリと同様にこちらも時期になると多くの羽アリが街灯の灯りに集まり、蚊柱ならぬ蟻柱を見ることができます。

シロアリと混同しないようにするには

今回は詳細は割愛させていただきますが、この他にも午後に飛翔するクロオオアリやムネアカオオアリのような種もいて、クロアリは朝から夜に至るまであらゆる時間帯で何らかの種が羽アリを飛ばしています。

クロアリはシロアリと混同されがちですが、先ほどもご紹介しましたが一般的に皆様と接触のあるシロアリはヤマトシロアリですので4月~5月に発生したもの以外は基本クロアリと判断しても問題はありません。

ただし、一部の外来種のシロアリやイエシロアリのようにこれ以外の時期に発生する地域や、ヤマトシロアリと羽アリの飛翔時間帯が被る種が存在する4月~5月関しては形状などで判断を行う必要があります。

下記のリンクで見分け方について詳しくご紹介していますので興味がある方はご覧ください。

▼羽アリの見分け方【画像付き完全解説版】|蟻?シロアリ?
www.shiroari-ichiban.com/contents/column/haneari/

まとめ

今回は羽アリが発生する時間帯についてご紹介してきました。羽アリと一概にいってもその種類は様々ですが、出現する時間帯である程度その正体について可能性を絞り込むことができます。

とはいえ、時期や地域によっては時間帯だけでは特定が難しい場合もあります。

クロアリは建物に被害を及ぼすことはありませんが、もしシロアリであることが疑われる場合には適切な対処が必要になります。

シロアリ1番!では、床下の無料調査を実施しています。もし建物に羽アリが発生していた場合はそれがどの種類にあたるのか併せてお調べすることもできますので、もし羽アリが発生して「専門家にしっかりと確認してもらいたい」という方は是非お気軽にご相談ください!

シロアリ1番!が選ばれる理由

シロアリ1番1調査申込み