【東京都杉並区】シロアリ駆除の施工実績・被害傾向まとめ|シロアリ1番!

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シロアリコラム

投稿日 2025.05.20

シロアリ業者選び

【東京都杉並区】シロアリ駆除の施工実績・被害傾向まとめ

WRITER

田中勇史

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田中 勇史

(公社)日本しろあり対策協会 防除技術委員

田中勇史

大学では昆虫類の研究に携わる。2007年テオリアハウスクリニックに新卒入社。これまで3000件を超える家屋の床下を調査。皇居内の施設や帝釈天といった重要文化財の蟻害調査も実施。大学の海外調査にも協力。しろあり防除施工士。白蟻専科研究室長。
YouTube:シロアリ駆除Channel

東京都に本社を構える「シロアリ1番!」では、杉並区内の戸建て住宅を中心に多数のシロアリ防除工事(駆除・予防)を実施しています

本記事では、杉並区で発生しやすいシロアリの種類や被害の傾向、羽アリが見られる時期、地域特性に合わせた対策ポイントをわかりやすくまとめました。「業者に依頼する前に、シロアリ駆除の流れや注意点を理解しておきたい」という方にも役立つ情報を掲載しています。

定期的な点検や、築年数に応じた予防対策をお考えの方はぜひご一読ください。

東京都杉並区のシロアリ駆除の特徴は?

杉並区は善福寺川や神田川といった一級河川が流れ、低地と台地が入り組むエリア構成となっています。そのため場所によっては床下の湿気がたまりやすい環境が形成される地域です。

また、区内には昭和期に建てられた木造住宅や建て替えを繰り返した戸建てが密集する地域も多く、床下の換気不足や水まわりからの侵入によるシロアリ被害が確認されることがあります。

特に築20年以上の住宅では、過去の防除施工の保証が切れていたり床下の木材が劣化していることも多く、早期の点検と対応が重要です。

シロアリ駆除のシーズンについて

杉並区におけるシロアリの活動シーズンは、都内全域と同様に4月から11月が活動期とされています。なかでも4月下旬から5月上旬にかけては、ヤマトシロアリの羽アリが一斉に飛び立つシーズンで、「玄関や浴室などの室内から羽アリが出てきた」というご相談が多く寄せられる時期でもあります。
シロアリの活動時期
羽アリの発生は、すでに建物内にシロアリが侵入している兆候である可能性も高いため、見かけた際は放置せず、すぐに点検をご検討ください。

羽アリが出た=本格的な被害が既に発生している」ことも少なくないため、見かけた際は早めの対応をおすすめします。

シロアリの生息エリアと種類

杉並区は区全域がヤマトシロアリの生息エリアです。庭先の植栽、住宅の床下、公園など湿気や木材のある場所であればシロアリが生息・加害するリスクがあります。

杉並区シロアリ防除マップ

弊社でシロアリ防除施工した直近1000件のマップ(杉並区)

実際、弊社が対応した直近1000件のシロアリ防除工事においても、杉並区内の全域で施工実績があり、区全体にシロアリが分布していることがデータからも明らかです。

シロアリの種類は?

杉並区で主に確認されているのは、「ヤマトシロアリ」です。ヤマトシロアリは日本全国に広く分布する代表的な種類で、庭先の植栽や住宅の周囲の土壌などに生息します。そこから建物内部へ侵入して住宅を加害する代表的な家屋害虫です。

ヤマトシロアリの生息域

(写真)ヤマトシロアリの生息域。ほぼ日本全域に分布する。
イエシロアリの生息域

(写真)イエシロアリの生息域。杉並区には分布しない。

 
この種類は杉並区全域で確認されていて、築年数の経過した木造住宅や雨漏れの発生している住宅では被害が起こりやすいため注意が必要です。ただ、ヤマトシロアリは駆除方法が確立されており、多くのシロアリ専門業者が対応可能です。

ヤマトシロアリよりも被害が深刻になるイエシロアリに関しては、杉並区内での被害報告や分布の確認はありません。イエシロアリは温暖な沿岸部に分布し、杉並区のような内陸側では定着しにくいと考えられます。

また、外来種として知られるアメリカカンザイシロアリは、現在のところ杉並区内での被害例や発生報告は確認されていません。しかしながら、近隣の中野区や世田谷区では定着が確認されていることから、今後の分布拡大に注意が必要です。

以上より、杉並区でのシロアリ対策は、ヤマトシロアリを念頭に置いた点検・予防が基本となります。

杉並区でのシロアリ駆除・予防事例

事例1.点検口の作成とシロアリの駆除事例

築約30年の木造住宅において、洋間でシロアリの発生が確認されたため、調査と駆除のご依頼をいただきました。当初、床下への点検口が設置されていなかったため、フローリングに2箇所の点検口を新設し、床下の詳細な調査を実施しました。

(写真)被害状況。

(写真)駆除処理の様子。

 
調査の結果、床下の複数箇所でシロアリの被害が確認され、一部の大引きが著しく損傷していることが判明しました。被害の進行を防ぐため、「シロアリ1番!スタンダード」プランにて、床下全面に対して薬剤の注入と散布を行い、玄関や勝手口周辺にも穿孔注入処理を施しました。

この事例は、築年数の経過した住宅において、点検口がない場合でも適切な対応を行うことで、シロアリ被害の拡大を防ぐことが可能であることを示しています。定期的な点検と早期の対策が、住まいを守る鍵となります。

東京都杉並区でのシロアリ防除工事対応状況

弊社にて2023年1月から2024年12月までの2年間にシロアリ防除工事を実施した物件は、杉並区内で300件以上にのぼります。そのうち、町名別にまとめた結果が以下のとおりです。

町名 件数
南荻窪 19
荻窪 18
宮前 17
成田東 17
下井草 14
堀ノ内 12
高円寺南 11
高円寺北 11
永福 10
清水 10
阿佐谷南 10
下高井戸 10
阿佐谷北 9
西荻北 9
久我山 9
和泉 8
桃井 8
上井草 8
西荻南 8
善福寺 7
町名 件数
松庵 7
上荻 6
和田 6
浜田山 6
天沼 6
本天沼 5
今川 5
高井戸東 5
井草 4
高井戸西 4
梅里 4
方南 4
成田西 4
大宮 4
上高井戸 3
堀の内 1
松ノ木 1
天沼一丁目 1
堀之内 1

上記の表からもわかるように、杉並区内のさまざまなエリアでシロアリ防除工事の対応実績があります。なかでも、南荻窪・荻窪・宮前・成田東といった住宅地を中心にご依頼が多く、地域の住宅構造や築年数に応じた的確な対応が求められています。

シロアリの発生傾向は、築年数・床下の湿気や通気環境・敷地の立地(川沿いや樹木の多い土地など)によっても異なるため、被害を未然に防ぐには、早めの点検と適切な予防措置が非常に重要です。

まとめ

東京都杉並区は木造戸建て住宅が多く、築年数の経過した住宅も数多く残る地域です。とくに、善福寺川など河川沿いなどでは床下の湿気や通気不足などが重なり、シロアリ被害が発生しやすい条件がそろっています。

本記事では、杉並区におけるシロアリの活動傾向や施工実績の多いエリア、確認されている種類などをもとに、杉並区に適したシロアリ対策のポイントを詳しくご紹介しました。

「シロアリ1番!」では、杉並区を含む東京都内での豊富な施工経験を活かし、地域ごとの環境に最適な防除プランをご提案しています。
羽アリを見かけた方や、築年数が経過した住まいにお住まいの方は、無料の床下調査サービスをぜひご活用ください。

シロアリ1番!の所在地は以下の地図からご確認いただけます。
(東京都練馬区関町南4-16-19南関町ビル2F)

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「クリーンなイメージとしてのシロアリ防除業界のパイオニアであり続ける」。私たちシロアリ1番!は、安心で確実なシロアリ駆除・予防をご提供するため、お客様のことを第一に考えたサービス作りをします。点検・工事・お見積りのことなど、シロアリ対策でお困りの点がありましたらお気軽にご相談ください。

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