【東京都江戸川区】シロアリ駆除の施工実績・被害傾向まとめ|シロアリ1番!

COLUMN

シロアリコラム

投稿日 2025.05.16 / 更新日 2025.05.19

シロアリ業者選び

【東京都江戸川区】シロアリ駆除の施工実績・被害傾向まとめ

WRITER

田中勇史

WRITER

田中 勇史

(公社)日本しろあり対策協会 防除技術委員

田中勇史

大学では昆虫類の研究に携わる。2007年テオリアハウスクリニックに新卒入社。これまで3000件を超える家屋の床下を調査。皇居内の施設や帝釈天といった重要文化財の蟻害調査も実施。大学の海外調査にも協力。しろあり防除施工士。白蟻専科研究室長。
YouTube:シロアリ駆除Channel

東京都江戸川区でシロアリ対策をご検討の皆さまへ。
東京都に本社を構える「シロアリ1番!」では、江戸川区内の戸建て住宅を中心に多数のシロアリ駆除・予防工事を手がけてまいりました。本記事では、江戸川区で発生しやすいシロアリの種類や被害傾向、活動時期の特徴などを詳しくご紹介しています。

「業者に頼む前に、作業内容やリスクについて理解しておきたい」という方にも役立つよう、江戸川区の住宅事情に沿った解説をまとめています。
定期的な点検や早期の対応を検討されている方は、ぜひご一読ください。

東京都江戸川区のシロアリ駆除の特徴は?

江戸川区は、荒川・中川・江戸川といった大規模な河川に囲まれた低地・湿地の多い地形であり、シロアリが好む高湿度環境が自然と形成されています。また、区内には戸建ての木造住宅や昔ながらの長屋が今も数多く残っていることから、シロアリ被害が発生しやすいエリアとして知られています。

とくに築年数の経過した住まいでは、床下の通気性が悪くなっていたり、過去の雨漏りや水まわりの劣化が引き金となってシロアリが侵入している事例が多く確認されています。

シロアリ駆除のシーズンについて

江戸川区におけるシロアリの活動期は、都内他地域と同様に4月~11月が中心です。とくに4月末から5月頃にかけては、ヤマトシロアリが羽アリとして一斉に飛び立つ季節であり、「玄関から羽アリが出てきた」「床に羽が落ちている」といったご相談が多数寄せられます。

この時期に被害を自覚する方が多いため、羽アリの発生はシロアリ駆除・予防のタイミングとして非常に重要なサインです。

シロアリの活動時期

シロアリの生息エリアと種類

江戸川区は全域がシロアリの生息域です。住宅密集地や自然の多い地域だけでなく、都市部の中でも木材を含む構造物があれば、シロアリは潜伏・加害する可能性があります。

江戸川区シロアリ防除マップ

弊社でシロアリ防除施工した直近1000件のマップ(江戸川区)

実際、弊社「シロアリ1番!」が対応した直近1000件のシロアリ防除工事では、江戸川区内の多くのエリアに施工実績があり、データからも区全体にわたってシロアリが分布していることがわかります。

なお、地図上で一部空白となっている「葛西臨海公園」や「荒川沿い」周辺については、住宅や建物が少ないエリアや都市公園エリアが多く、そもそも施工対象となる構造物が存在しないためです。

この空白は「被害がない」という意味ではなく、調査・施工の必要がなかった区域であることをご理解ください。

シロアリの種類は?

江戸川区で主に見られるのは、「ヤマトシロアリ」です。北海道の一部を除き、日本全国に分布する代表的な種類で、庭先の植栽や住宅周辺の地中に生息し、建物内部に侵入します。ただ、駆除方法は確立されており、ほとんどの専門業者で対応可能です。

ヤマトシロアリの生息域

(写真)ヤマトシロアリの生息域。ほぼ日本全域に分布する。
イエシロアリの生息域

(写真)イエシロアリの生息域。江戸川区には分布しない。

 
一方、イエシロアリについては、これまでのところ江戸川区内での生息や被害の報告は確認されていません。

ただし、外来種であるアメリカカンザイシロアリには注意が必要です
1976年、江戸川区で日本国内初の発見例が報告されて以降、現在に至るまで区内でも複数の被害事例が確認されており、継続的な注意が求められています。

このシロアリは、家具や輸入木材・梱包資材などに潜んで持ち込まれるケースが多く、日本各地へと徐々に分布を拡大しています。

アメリカカンザイシロアリの羽アリ

(写真)アメリカカンザイシロアリの羽アリは赤黒い体色をしている。
アメリカカンザイシロアリの糞

(写真)アメリカカンザイシロアリの糞。1mmに満たない大きさをしている。

 
アメリカカンザイシロアリの特徴として、6月から7月にかけて、日中に赤黒い羽アリが飛翔するという点が挙げられます。この時期にそのような羽アリを見かけた場合は、アメリカカンザイシロアリの可能性を疑う必要があります。

また、一般的なヤマトシロアリなどと異なり、乾燥した木材でも加害できる性質があり、乾いた粒状の糞を排出するのが特徴です。その糞は、顆粒状の鶏ガラスープの素に似た見た目をしており、発見の際には重要な手がかりとなります。

東京都江戸川区でのシロアリ防除工事対応状況

弊社にて2023年1月から2024年12月までの2年間にシロアリ防除工事を実施した物件は江戸川区で約150件となります。そのうち、町名別にまとめると以下のようになります。

町名 件数
東小岩 15
北小岩 14
西瑞江 9
鹿骨 8
東葛西 8
松島 7
平井 7
中葛西 7
篠崎町 7
西小岩 6
春江町 5
一之江 5
南小岩 5
北葛西 5
上篠崎 5
東小松川 5
江戸川 5
町名 件数
松本 3
瑞江 3
松江 3
新堀 3
西葛西 3
宇喜田町 2
南篠崎町 2
上一色 1
東瑞江 1
中央 1
東松本 1
小松川 1
西一之江 1
西篠崎 1
本一色 1
一之江町 1

上記の表からもわかるように、江戸川区内の広範囲でシロアリ防除工事の対応実績があります。なかでも、東小岩・北小岩・西瑞江・鹿骨・東葛西エリアを中心に多くのご依頼をいただいており、地域の建物環境に応じた丁寧な対応が求められています。

シロアリの発生傾向は、家屋の築年数や床下の湿気環境、近隣の緑地や水辺環境などによって大きく異なるため、早めの点検と適切な予防処置が被害を防ぐ大きなポイントとなります。

まとめ

東京都江戸川区は、荒川や中川、江戸川といった複数の大きな河川に囲まれた湿気の多い低地が広がる地域であり、シロアリの被害が発生しやすい環境が整っています。加えて、築年数の経過した木造住宅や密集した住宅地も多く、床下の湿気や通気不良が被害の要因になるケースが目立ちます。

特に4月〜5月の羽アリ発生シーズンには、「家の中で羽アリを見かけた」「玄関付近に虫がいた」などのきっかけで調査依頼をいただくケースが急増します。気づかぬうちに進行するシロアリ被害を防ぐには、早めの点検と予防が重要です。

本記事では、東小岩・北小岩・西瑞江・東葛西・篠崎町など施工実績が多い町名別の傾向や、江戸川区で特に注意すべき外来種アメリカカンザイシロアリの存在など、地域性をふまえた情報を詳しくご紹介しました。

「シロアリ1番!」では、江戸川区を含む東京都内全域で豊富な施工実績を有し、それぞれの地域環境に応じた最適な防除プランをご提案しています。
「少し気になる」「そろそろ点検しておきたい」と感じた方は、ぜひ無料の床下調査をご利用ください。

シロアリ1番!の所在地は以下の地図からご確認いただけます。
(東京都練馬区関町南4-16-19南関町ビル2F)

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「クリーンなイメージとしてのシロアリ防除業界のパイオニアであり続ける」。私たちシロアリ1番!は、安心で確実なシロアリ駆除・予防をご提供するため、お客様のことを第一に考えたサービス作りをします。点検・工事・お見積りのことなど、シロアリ対策でお困りの点がありましたらお気軽にご相談ください。

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