羽アリが発生したことでシロアリ被害に気付いた事例（柏市）｜シロアリ1番！

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2025.06.10

スタンダード

5月初旬、お客様より「浴室から羽アリが出てきた」とのご連絡をいただき、現地調査に伺いました。お話によると、約8年前にシロアリの予防工事をされたとのことでしたが、それ以来シロアリ見たのは初めてだったそうです。

現地に伺い、まずは羽アリが確認された浴室から調査を行いました。被害があったのは浴室のドア枠です。床との接地面に穴が開いており、中がスカスカになっている箇所が見つかりました。

（写真）ガムテープが貼られている場所が被害箇所。

（写真）木目に沿って穴が開いている。シロアリの食害痕。

また床下を見てみると、浴室周辺だけでなく、洗面所やトイレといった水まわりを中心に広い範囲で被害が進行していることがわかりました。シロアリは湿度の高い環境を好みます。そのため、水まわりでは特に活発に活動しやすく、気付いたときには被害が拡大していることも少なくありません。

（写真）蟻道が木部に沿って広がっている。表面から見ると被害がないように見える。

（写真）写真1枚目の木材。触ると木材が崩れ、食害されているのがわかる。

調査結果を説明した後、その場で工事のご依頼いただき、後日施工を実施しました。
被害のあった木部には穿孔注入処理を施し、木材内部に薬剤をしっかりと浸透させてシロアリを駆除します。また、再侵入を防ぐため、床下の土壌にも薬剤を散布しました。

（写真）木部注入処理の様子。小さな穴を開け、そこから内部に薬剤を注入する。

（写真）土壌に薬剤を散布する様子。土壌だけでなく、基礎際にも処理する。

また、羽アリが確認された浴室のドア枠や玄関周辺の木部にも薬剤の注入処理を行いました。

（写真）浴室ドア枠の薬剤注入処理の様子。浴室はタイル目地にも注入処理を行う。

（写真）玄関ドア枠の薬剤注入処理の様子。玄関土間、ポーチ部分にも穿孔注入処理を行う。

シロアリ被害にあわないためには、定期的な点検と予防処理が大切です。一度予防していても、年月が経つと薬剤の効果はなくなってしまいます。
薬剤効力がなくなる前に、被害がでていないか点検を行い、予防対策をしておくことで、大切なお建物を守りましょう。

施工後は、見えない作業でも納得の施工完了報告書を進呈します。
見えない作業だからこそ、お客様にご納得いただけるよう施工内容が見える充実の「施工完了報告書」を後日納品させていただきます。(※部分的な工事のときを除く)

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