浴室のシロアリ被害現場駆除事例(練馬区)|シロアリ1番!

CASE STUDY

駆除実績

2018.06.09

スタンダード

浴室のシロアリ被害現場駆除事例(練馬区)

都道府県 東京都
建物種別 木造
築年数 約20年
施工場所 床下全面
施工内容 シロアリ1番!スタンダード
施工面積 約30㎡
概算費用 約80,000円

東京都練馬区でシロアリ駆除にお伺いしたときの施工事例です。浴室の窓とタイルのすき間から羽の付いた虫(羽アリ)が大量に出てきたため、弊社にお問い合わせいただきました。木造住宅で、点検時に浴室を確認するとドア枠(木製)がシロアリ被害を受けていました。

近づくと木材がシロアリに食い荒らされています。次に、点検アドバイザーが床下に潜りシロアリがどこから上がっているかを確認します。

幸い床下はこの様にシロアリの被害はみられず、今のところ浴室のみ被害がみられました。

浴室下に床下空間はないため、目視での確認はできませんが、わずかに見えるすき間に蟻害がみられます。これを見る限り、床下に蟻道が見られないため、浴室の内側(タイルの裏側)からシロアリが侵入したものと考えられます。

シロアリ駆除施工

別日にシロアリ駆除に伺いました。まず、床下に入るため床下点検口まわりをポリフィルムで囲いをつくります。これは出入りの際のホコリ対策のために養生させていただいています。

床下に潜るとまずは浴室の下の木材に薬剤を注入します。

また、被害のみられない他の部屋の木材にも薬剤を処理していきます。これは、被害がこちらに広がってこなようにするための予防としての処理です。木部材の処理に使う薬剤は、シロアリ以外にも防腐・防カビの効果があります。

床下に組まれた木材の処理が終わったら、次に土壌面の薬剤散布処理に移ります。こちらはシロアリ専用の薬剤を使用します。シロアリは土の中を移動して床下に上がってくるため、土壌表面に薬剤のバリア層を作ることで床下に上がってこられなくします。

シロアリ被害があるドア枠は、部分的に穿孔薬剤注入をおこないます。また、ボロボロになった部分には直接薬剤を注入します。

浴室の壁はタイル目地に穴を開けて薬剤を壁内に注入します。(注入後はモルタルで穴埋めします)今回は、このような流れでシロアリ駆除工事を実施しました。※施工方法は一例です。建物構造等により施工方法は異なります。

浴室のドア枠や敷居に腐れのような穴が見られる場合は、シロアリの被害かも知れません。”もしかしたら”と思ったら直ぐに専門のシロアリ業者に調査を依頼しましょう。